紅葉まとめ2020年

2020年の京都の紅葉は、そろそろ終わりが近づいています。

今年の紅葉は、色づき始めるのが早かったですね。

そのため、見ごろをも早くに終わるのかと思っていたのですが、予想に反して12月に入っても各所で美しい紅葉を見ることができました。

12月中旬でも、見ごろを保っているところがあり、まだもう少し紅葉を楽しめそうです。

さて、今回の記事では、今年訪れた紅葉の名所を振り返ります。

11月4日

2020年最初の紅葉狩りは、11月4日でした。

例年だと、まだまだ紅葉狩りには早いのですが、今年は10月にすでに紅葉が進んでいるところがあったので、いつもより1週間ほど早く紅葉の様子を見に行ってきました。

今年最初に訪れたのは城南宮です。

城南宮

城南宮

参道のカエデは、上の方がオレンジ色になっている程度でしたが、神苑内では見ごろに入っている紅葉がありました。

神苑は外から覗いただけでしたが、一足早く紅葉を楽しむことができましたよ。

11月10日

11月10日は、東山の紅葉の名所へ。

智積院

智積院(ちしゃくいん)では、すでに多くのカエデが紅葉の見ごろを迎えていました。

智積院

智積院

特に金堂の前の参道の紅葉とイチョウの黄葉が美しかったですね。

鐘楼堂付近も、まずまず良い具合に色づいていました。

この日に今年の紅葉は、例年より1週間ほど早いなと感じましたね。

その他に訪れた紅葉の名所

11月13日

11月13日は、京都市左京区を中心に紅葉を見て歩きました。

真如堂

真如堂は、早くも紅葉が見ごろに入っていました。

真如堂

真如堂

本堂の北側の池周囲の紅葉は真っ赤でしたし、三重塔の下の紅葉も見ごろまであと少しの状況でした。

真如堂も今年は紅葉するのが早かったですね。

そして、いつもながら美しい紅葉を見られました。

参拝者も、予想していたよりも多かったです。

11月下旬は、混雑したのではないでしょうか。

その他に訪れた紅葉の名所

11月16日

11月も半分が過ぎ、今年の紅葉の進みが早いことがはっきりとわかりました。

紅葉狩りの予定を変更しなければならないなと思いながら向かったのは、京都市上京区の紅葉の名所です。

妙顕寺

西陣の妙顕寺(みょうけんじ)では、参道の紅葉がほぼ見ごろとなっていました。

まだ紅葉し始めのカエデもありましたが、真っ赤に色づいたカエデが目立っていましたね。

妙顕寺

妙顕寺

本堂の裏も紅葉が進んでいましたが、西側のカエデは全く紅葉していませんでした。

11月中旬に気温が上がったためか、妙顕寺の紅葉は長持ちし、12月に入っても見ごろが持続していたようです。

12月に訪れた方が、もっときれいな紅葉を見られたかもしれませんね。

その他に訪れた紅葉の名所

11月18日

11月18日は、嵐山へ。

11月下旬に訪れようと思っていたのですが、今年の紅葉が早いこと、11月20日付近で雨予報だったこともあり、早めに嵐山を訪れました。

宝厳院

その選択が良い方に出ました。

宝厳院(ほうごんいん)では、紅葉が見ごろを迎え、赤色やオレンジ色のモミジを見ることができましたね。

宝厳院

宝厳院

以前に宝厳院を訪れた時は紅葉の外れ年で、あまりきれいではなかったのですが、今年は当たり年だったのではないでしょうか。

まだ紅葉していないカエデもありましたが、良い時期に訪れることができました。

常寂光寺

常寂光寺でも、きれいな紅葉を見ることができました。

常寂光寺

常寂光寺

仁王門の周囲は、モミジの傘ができており、太陽の光が透過し、オレンジ色の空間となっていました。

本堂や鐘楼近くの紅葉も見事でしたね。

多宝塔付近は、やや色づきが悪い感じでしたが、全体的にきれいな紅葉を楽しめました。

今年の嵐山は、どこも紅葉がきれいでした。

その他に訪れた紅葉の名所

11月24日

11月24日は、京都市伏見区の紅葉の名所を訪れました。

伏見桃山城

伏見桃山城では、真っ赤な紅葉を見ることができました。

でも、11月20日に京都は大雨が降ったことから、散っているモミジが多かったです。

伏見桃山城

伏見桃山城

伏見桃山城は、いつも人が少なく、のんびりと紅葉を見て歩けるのが良いですね。

今年も紅葉がきれいだったのに訪れている人は、地元の方くらいでしたよ。

その他に訪れた紅葉の名所

11月26日

11月26日は、再び京都市東山区へ。

清水寺

清水寺の紅葉は、例年、11月下旬が見ごろなのですが、今年は早くも散り始めていました。

また、清水寺の紅葉は、全体的に色づきが悪く、ちょっと残念でしたね。

清水寺

清水寺

定番の奥の院から見る本堂と紅葉の風景も、もうひとつでした。

赤茶色のモミジが目立ち、今秋に清水寺を訪れた方は、がっかりしたのではないでしょうか。

清水寺の他の東山の紅葉も、色づきが悪く、今年は紅葉の外れ年でした。

嵐山と対照的です。

その他に訪れた紅葉の名所

11月29日

11月29日は、京都市伏見区の与杼神社を訪れました。

与杼神社では、2本のイチョウが黄葉していましたが、葉が半分近く散っていました。

与杼神社

与杼神社

それでも、京都の他の場所のイチョウと比較すると、長持ちしていましたね。

淀城跡公園の紅葉は、まだ見ごろの少し前の状況でした。

12月2日

12月2日は、左京区と上京区の紅葉の名所を訪れました。

11月中旬に気温が上がったためか、当初の予想に反して、12月に入っても紅葉を楽しむことができましたね。

相国寺

相国寺では、鐘楼近くのカエデが真っ赤に色づいて見ごろを迎えていました。

相国寺

相国寺

開山堂近くのカエデは、見ごろ前で、今年の相国寺は紅葉するのが遅かったです。

今年は、相国寺の秋の特別公開が中止だったこともあり、境内にはほとんど人がいませんでした。

相国寺の紅葉は12月10日頃まで楽しめたのではないでしょうか。

その他に訪れた紅葉の名所

12月6日

今年最後の紅葉狩りは、12月6日でした。

この日は、八幡市の神應寺(じんのうじ)を訪れました。

神應寺は、境内の紅葉はほとんど終わっていましたが、参道の紅葉は見ごろを迎えていました。

鐘楼越しに眺める山々の紅葉も美しかったですね。

神應寺

神應寺

神應寺の参道は、紅葉が遅めで、12月に入ってから訪れるのがおすすめです。

今年最後にきれいな紅葉を見られて満足できましたよ。

2020年の京都の紅葉は、色づきがきれいな場所と悪い場所に分かれました。

また、紅葉し始めるのが早く、見ごろを終えるのが遅かったのも今年の紅葉の特徴でした。

色づきが悪かった場所でも、12月に入ってから鮮やかに紅葉したところがあったようですね。

今年は、嵐山できれいな紅葉を見られたのが良かったです。

なお、今年撮影した紅葉の写真は、京都紅葉photoにも掲載しています。

また、今年は動画も撮影し、YouTubeにアップしていますので、よろしければご覧になってください。