背割堤の桜の紅葉・2020年

11月上旬。

京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。

背割堤は、1km以上に渡り堤防に桜が植えられています。

春は、美しい桜並木が見られるとあって、多くの旅行者や観光客の方がお花見に訪れます。

でも、その他の時期は、ほとんど人がいません。

11月は、桜並木の紅葉を見られるので、この時期に背割堤を訪れるのも、おすすめなんですけどね。

しみじみとした桜並木

背割堤には、京阪電車の石清水八幡宮駅から北に7分ほど歩くと到着します。

御幸橋から背割堤の桜並木を眺めると、全体が赤褐色に色づいていました。

背割堤

背割堤

私が背割堤を訪れた時刻は、午後2時30分ころ。

すでに夕方のような薄暗さです。

背割堤の入り口付近

背割堤の入り口付近

堤防上の遊歩道を歩きましょう。

人はまばらで、桜が咲いている時期と比較すると寂しい景色です。

堤防の南側に下ります。

桜の葉は、まだこれから赤くなりそうな感じですね。

芝生と桜の紅葉

芝生と桜の紅葉

芝生の上をネコが歩いていました。

芝生を歩くネコ

芝生を歩くネコ

人を見ると声をかけてくるので、エサをもらいなれているようです。

鳥が芝生にやって来ると、捕まえようと伏せて様子をうかがっていましたよ。

背割堤には、ウォーキングやジョギングで訪れている人が、ちらほらといましたが、ほぼ無人に近い状態です。

無人の背割堤

無人の背割堤

桜の紅葉は、カエデと違って、しんみりとした情緒を感じます。

今度は堤防の北側にやってきました。

北側の遊歩道

北側の遊歩道

背割堤では、南側の芝生や遊歩道を歩く人が多いですが、北側の方が道幅が狭く人が少ないので、歩くならこちらがおすすめです。

それにしても、人がいない秋の背割堤は、本当にもの悲しく感じますね。

堤防の上に上がり南に目をやります。

奥に見える男山は、まだあまり紅葉していません。

男山

男山

男山の山頂には石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)がありますが、この様子だと、紅葉は11月下旬に見ごろになりそうですね。

北に目をやれば天王山。

天王山

天王山

天王山は、すでに黄色や赤色に染まった木々が目立ってきていました。

そろそろ紅葉が見頃を迎えそうですね。

背割堤の奥までやってきました。

ここまで来る人は少なく、周りには1人しか人がいませんでした。

桜並木と空

桜並木と空

雲が多めの秋空の下で見る桜並木は、どことなく寂しげであります。

それでは、堤防の上を歩いて引き返しましょう。

途中で、ネコがくつろいでいました。

くつろぐネコ

くつろぐネコ

先ほどのネコとは違います。

このネコも丸まるとしていたので、エサをもらっているのでしょうね。

11月の背割堤は人が少なく、のんびりと歩くことができました。

近くのさくらであい館は、サイクリングロードを自転車で走る人の休憩場となっており、週末になると多くの人で賑わいます。

でも、背割堤を歩く人は少ないですね。

なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。