7月上旬に京都市中京区の行願寺に参拝しました。
夏になると、行願寺の境内には、ハスが植わったプランターがずらっと並び、参拝者の目を楽しませてくれます。
咲いているハスが少なめ
行願寺には、京阪電車の神宮丸太町駅から南西に約8分歩くと到着します。
地下鉄の丸太町駅からだと東に徒歩約8分です。
今回は、御池通から寺町通を北に歩いて行願寺を目指す。
途中、ホテルオークラ京都の前のアジサイを見ることに。
この日は、梅雨明け宣言前でしたが、アジサイの花は雨で洗い流されたかのように色を失っているものが目立っていました。

御池通のアジサイ
まだ赤色が濃い花も散見されるものの、触れるとざらざらしそうなほど乾燥が進み見ごろを終えようとしています。
そろそろ梅雨も終わりかと感じさせる光景でした。
行願寺の山門前に到着。

山門
外からでも、参道わきにハスのプランターがいくつも置かれているのが見えます。
しかし、境内に入ってすぐの場所に置かれたハスで咲いていたのは1つだけ。

山門付近のハス
本堂前の灯籠付近のハスも、花数が少なく、咲いているのは紅白1つずつ。

灯籠とハス
境内には、100個くらいのプランターが置かれているのですが、花は数えられる程度しかなく、期待を裏切られるかたちに。
今年の行願寺は、6月中旬くらいからハスが咲き始めていたようなので、7月上旬で見ごろの後半に入っているみたい。
ちょっと残念だなと思いながら本堂に上がり、そしてお参り。

本堂
行願寺は、西国三十三所観音霊場巡りの第十九番札所であるとともに洛陽三十三所観音霊場巡りの第十八番札所でもあります。
時折、それらの御朱印をいただきに訪れるお遍路さんを見かけることがありますが、この日はその姿を確認できず。
当寺は、革堂(こうどう)とも呼ばれています。
開山の行円上人は、射止めた鹿の胎内から小鹿が見えたのを後悔して仏門に入り、鹿の皮をまとって念仏を唱えたことから、皮の聖(ひじり)と呼ばれました。
また、革堂の呼び名もそれに由来します。
現代人の感覚だと、射殺した鹿の皮を衣にすることに違和感を覚えますが、それが行円上人にとっての憐みの表し方だったのでしょう。
境内で咲く花
本堂の右前では、アガパンサスが青色の花を咲かす。

アガパンサス
青色のアジサイの花に梅雨らしさを感じますが、アガパンサスの花にも同様の趣がある。
初秋に咲く萩が、すでに赤紫色の花を無数に付け、夏を飛び越えた気分。

萩
梅雨から咲き始める萩もあるので、行願寺の萩もその種類なのでしょう。
境内に入ったのは午前11時20分頃だったため、咲いているハスは、そろそろ花びらを閉じ始めていました。

閉じかけのハス
まだ固く閉じた花も散見されたので、もうしばらくはハスを楽しめそうですが、今年は例年より早く終わりがやってくると思います。
境内の奥には七福神。

七福神
行願寺では、寿老神を祀っており、都七福神めぐりのひとつに数えられています。
そろそろ行願寺から出ることに。
参道わきのアジサイは、御池通よりも色が濃かったものの、花に潤いが見られません。

終わりが近いアジサイ
乾いていくアジサイを見ながら、耳を澄ますと、遠くから夏の足音が聞こえてくるようでしたよ。
行願寺のハスは、7月20日頃までは咲いていると思いますが、見に行くならできるだけ早い方が良いでしょう。
なお、行願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。