東本願寺の濠でハスが咲き始めた・2021年

7月上旬。

京都市下京区の東本願寺に参拝しました。

東本願寺は、周囲に濠がめぐらされており、夏になると南側の濠で淀姫と呼ばれるハスの花が咲きます。

5年前にこの濠で双頭蓮を見たことがあるので、この時期に東本願寺を訪れると、また双頭蓮を見られるのではないかと期待してしまいます。

咲き始めのハス

東本願寺は、京都駅から北に3分ほど歩いたあたりに建っています。

南側の濠にやってきました。

濠

もう、たくさんの花が咲いているかと思ったのですが、まだほとんど咲いていませんでした。

それでも、咲いている花は、真っ白な花びらを全開にし、美しい姿を見せてくれました。

淀姫

淀姫

淀姫は、比較的大きな花を咲かせますから、遠くからでも目立ちます。

こちらは、まだ開いたばかりのようですが、これくらいの方が形がきれいに見えますね。

白色のハス

白色のハス

葉の下に隠れている花。

葉に埋まる花

葉に埋まる花

この日は、咲いている花が3つだけと、少々寂しかったです。

2つのハスの花

2つのハスの花

つぼみは、いくつかあったので、これからもっと多くの花が咲くと思います。

ただ、つぼみの数が、やや少ないように感じました。

梅雨の境内

ハスを見た後は、阿弥陀堂門をくぐって境内に入ります。

阿弥陀堂門の正面に建つのは阿弥陀堂、そして、その右側に建つのは御影堂(ごえいどう)です。

阿弥陀堂(左)と御影堂(右)

阿弥陀堂(左)と御影堂(右)

今回は、阿弥陀堂にお参りをしましょう。

東本願寺は、京都駅からとても近い場所にありますが、東西200メートル、南北400メートルもの広大な敷地を有しています。

阿弥陀堂は、幅52メートル、奥行47メートル、高さ29メートルもある大きな建物です。

それよりも大きなのが御影堂で、幅76メートル、奥行58メートル、高さ38メートルあり、世界最大の木造建築です。

阿弥陀堂の南側には、芝生があります。

芝生と阿弥陀堂

芝生と阿弥陀堂

以前は、この辺りは砂だったのですが、芝生になったことで、阿弥陀堂の見栄えが変わりましたね。

芝生の上には、桜も植えられていましたよ。

境内から南に目をやると、京都タワーが見えます。

京都タワー

京都タワー

いつもながら、古風な建物と一緒に京都タワーを見ると、不思議な感覚になります。

梅雨ということで、空はどんより曇り、今にも雨が落ちてきそうです。

手水屋の龍の口からは、水が流れていますが、手水鉢からは柄杓が撤去されていました。

龍

お寺や神社に柄杓が置かれるようになるには、もうしばらく時間がかかりそうです。

帰りは、御影堂門から外に出ます。

御影堂門の前は、烏丸通ですが、その中央には、大きな蓮華の噴水があります。

噴水と御影堂門

噴水と御影堂門

この噴水越しに見る御影堂門も、東本願寺の定番の景色ですね。

晴れた日は、水面に御影堂門が映った写真を撮影できますよ。

東本願寺のハスは、毎年7月いっぱいはきれいに咲いています。

7月中旬に東本願寺に参拝すると、たくさんのハスが咲いているのではないでしょうか。

この後は、西本願寺にハスを見に行きます

なお、東本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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