2026年07月07日一覧

祇園祭の山鉾は昔は押小路通まで並んでいた

京都で毎年7月に行われる祇園祭は、平安時代に神泉苑で疫病退散のために行った御霊会(ごりょうえ)が起源とされています。 当初は比較的簡素だった御霊会ですが、疫神を喜ばせることで疫病の流行を防ごうということから、次第に派手になっていきました。 祇園祭の主役は、八坂神社の祭神が乗る神輿ですが、祭を華美に飾り立てているのは山鉾です。 豪華絢爛な懸装品(けそうひん)が注目を集める山鉾は、現在30基あまりですが、かつては50基以上存在していたといわれています。 また、山鉾が建ち並ぶ範囲も、北は押小路通から南は松原通まで及んでいたとされ、夏の洛中は山鉾だらけだったようです。