6月の石清水八幡宮で茅の輪をくぐった・2026年

6月下旬。

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。

6月下旬になると、京都の多くの神社で、正月からの半年間に心身についた罪や穢れを祓う夏越の祓(なごしのはらえ)が行われます。

境内には、大きな茅の輪(ちのわ)も設置され、これをくぐると身も心も清浄になると信仰されています。

石清水八幡宮では、6月15日から30日まで南総門前に茅の輪が置かれていることから、それをくぐってきました。

水無月の大祓 茅の輪くぐり

石清水八幡宮に行くには、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し男山の山上に向かうのが便利です。

山上駐車場がある神苑にやって来ると、何やらテントが設置されていました。

神苑

神苑

これから神事が行われるようですが、よくわからず。

帰宅して調べると、「全国八幡宮連合 八幡大神奉祀神社遥拝並びに神威景仰祭並びに鎮護八幡神火祭」という読むのが大変なほど長い名の神事が行われていたようです。

午後4時から全国の加入神社から集められた祈祷木が焚き上げられたらしい。

事前に知っていれば時間を合わせてお参りしたのですが。

神苑の片隅にひっそりと建つ茶室の前では、ガクアジサイが葉の緑色に負けないほど鮮やかな青色の花を咲かせていました。

ガクアジサイ

ガクアジサイ

よく見かけるガクアジサイより、明るく感じられる。

日陰で咲いていることから、光を反射していない。

それが、本来の花の青さを強調しているのかも。

アジサイの観賞はほどほどにして参道に向かいます。

南総門の前、手水舎の東側に通せんぼをするように茅の輪が立ちはだかる。

茅の輪

茅の輪

真ん中をすり抜けられますけどね。

茅の輪をくぐる時には作法があります。

3回くぐるのですが、1回目は左回り、2回目は右回り、3回目は左回りと「8」の字を描くようにくぐります。

その際、「水無月(みなづき)の夏越の祓するひとは千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」という和歌を唱えます。

一人で、ぶつぶつ言いながらくぐるのは、なかなか恥ずかしいので、友人知人と夏越の祓に行くのがおすすめ。

6月30日は、当宮で水無月の大祓の祭典が行われます。

午後3時から南総門の前で大祓の儀・茅の輪の儀が催された後、午後4時には木津川河川敷で大川路の儀が行われ、茅の輪をくぐった人形(ひとがた)が大川路に流し祓い清められます。

人形は1つ1,000円で授与しており、封筒に住所氏名などを書いて納めると、後日玄関に祀る疫神斎という御神札が自宅に届きますよ。

茅の輪をくぐった後は、本殿にお参り。

本殿

本殿

京都は、本格的な梅雨を迎え、連日曇り空。

昼間でも境内が薄暗く、楼門の朱色が重々しく感じる。

放生池で咲くスイレン

本殿にお参りをした後は、男山の北側にある展望台へ。

曇天でも意外と見晴らしが良いですね。

展望台からの眺め

展望台からの眺め

眼下には木々と芝の緑が広がり、夏がすぐそこまで来ているのを感じるものの、遠くに見える比叡山は群青色で、どこか寒そうな姿。

展望台下のアジサイは、今月上旬に見に来たときより花数が増え見ごたえが出てきています。

展望台下のアジサイ

展望台下のアジサイ

アジサイの正面では、キバナコスモスもオレンジ色の花を無数に咲かしていました。

キバナコスモス

キバナコスモス

コスモスは初秋によく目にしますが、キバナコスモスは梅雨時から咲き始めるんですね。

裏参道から男山のふもとへ下ります。

一ノ鳥居と二ノ鳥居の間にある放生池では、水面を覆うようにスイレンの葉が広がり、所々で白色の花が顔を出すように咲く。

放生池のスイレン

放生池のスイレン

夏になると、スイレンの透き通るような花びらが涼やかに感じられます。

白い花に混ざって赤い花も。

赤色のスイレン

赤色のスイレン

茎をのばしたスイレンの花は、自己主張が強め。

白色のスイレン

白色のスイレン

日が暮れる頃には、花びらを閉じワイングラスのようなシルエットになっていそうです。

放生池ではハスも見られるのですが、まだ時期が早かったようで全く咲いていませんでした。

ハスの花を見られるようになるのは、7月に入ってからでしょうね。

茅の輪をくぐって罪と穢れが祓われたためか、山を下りた後でも足取りが軽く感じましたよ。

なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。