京都にある天下の三鐘
お寺で見かけるものに鐘があります。 正式には梵鐘(ぼんしょう)といいます。 梵は、宇宙の全てをさすブラウフマンが由来で、お寺の鐘は楽器として使われる鐘と区別し、神聖なものであることから梵鐘と呼ばれるようになりました。 インドのお寺では、木の板を鳴らしてお坊さんに時間を報せていたのが、仏教が中国に伝来して青銅器の鐘を用いるようになり、それが日本の寺院にも伝わりました。 かつては、朝と夕に人間の持つ煩悩をしずめるため108回ついていましたが、現在は36回や18回に省略され、梵鐘の音を108回聞けるのは大晦日の除夜の鐘くらいです。 さて、その梵鐘ですが、神護寺、妙心寺、...