京都の夏の夕涼みと言えば鴨川。
日が落ち始める頃から川沿いに吹き始める風が、汗が薄っすらにじんだ肌をかすめ、体のほてりを和らげる。
マジックアワーに鴨川の遊歩道をゆっくり歩く。
ただそれだけで涼を感じられる。
見上げると、明かりが灯る納涼床。
あそこなら、もっと涼しいに違いない。
二条大橋から五条大橋まで連なる納涼床
北は二条大橋から南は五条大橋までの約2kmの間。
夏になると、鴨川の西を流れるみそそぎ川の頭上に納涼床が設置されます。
2026年は、5月1日から10月15日までが納涼床の営業期間になっています。
朝や昼に営業しているお店もありますが、やはり、クールダウンするなら夕食で利用したい。
鴨川の西側に並ぶお店から好きなところを選び、冷房が利いた店内を抜けて床に進む。
人造の冷風とは違う、ちょっと湿り気を含んだ柔らかい風が顔を撫で、これがまた心地良い。

夕暮れ時の鴨川
予約なしでお店に入れるの?
もちろん。
ふらっと訪れて難なく入ったことがあります。
でも、約80店舗ありますが、確実に納涼床で夕食を召し上がりたい場合は事前に予約しておくのが無難です。
ネット予約できるお店
夜の鴨川納涼床の予算は、1人当たり5,000円から15,000円程度です。
高雄や貴船の川床と異なり、予算に幅があるのがありがたい。
ネット予約できるお店を最寄り駅別に列挙しておきます。
地下鉄京都市役所前駅
京阪三条駅
京阪祇園四条駅
京阪清水五条駅
9月が狙い目
先にも述べましたが、鴨川納涼床は、お店によっては10月15日まで営業しています。
多くの人は7月と8月しか床が出ていないと思っているので、9月以降が狙い目です。
近年、残暑厳しい京都は、9月でも30度越えの日が続きますから、むしろ、納涼床で夕涼みするのにちょうど良い時期とも言えます。

納涼床
ただ、雨がよく降る季節でもあり、台風が上陸することもありますから予定日に納涼床を利用できない場合があります。
それを考えると、9月以降は予約せず飛び込みでお店に入る方が良いかもしれません。
予約した日に雨で行けなくなった場合でも、キャンセル料を負担しなければなりませんからね。
納涼床付き宿泊プランがある宿
京都市内のホテルや旅館には、鴨川納涼床での夕食付き宿泊プランが用意されているところもあります。
泊まりで京都にお越しで、鴨川納涼床も体験したい方は、そのような宿泊プランを予約しておく方が確実です。
京都駅周辺のホテル
京都駅周辺では、以下のホテルに梅むらの納涼床を予約できるプランが用意されています。
どのホテルも、概ね9月20日頃まで梅むらを予約できます。
なお、送迎はないので、ホテルから自身で現地に行かなければなりません。
京都駅からだと、地下鉄に乗車し、京都市役所前駅で下車して南東に約5分歩けば到着します。
二条城、京都御所周辺のホテル
以下のホテルに京料理 さつきの納涼床付きの宿泊プランが9月末まで用意されています。
行きはホテルからタクシーで送ってもらえますが、帰りは迎えがありません。
京都ブライトンホテルに戻るには、京料理 さつきから北西に約5分歩いて京都市役所前駅で地下鉄に乗車し、丸太町駅で下車してください。
丸太町駅からは、北西に徒歩約8分です。
四条烏丸周辺のホテル
四条烏丸周辺では、以下のホテルに鶴清の納涼床付きの宿泊プランが10月12日まで用意されています。
送迎はありません。
ホテルからは、大宮駅か烏丸駅で阪急電車に乗車し、京都河原町駅で下車して、南に約7分歩くと到着します。
伏見区のホテル
伏見区にも、以下のホテルに鶴清の納涼床付きの宿泊プランが10月15日まで用意されています。
送迎はありません。
ホテルからは、龍谷大前深草駅から京阪電車に乗車し、清水五条駅で下車。
五条大橋を西に渡ってから北に徒歩約3分で到着します。
東山の観光の後に鴨川納涼床を利用するのがおすすめ
鴨川の東は、多くの観光名所が建ち並ぶ東山エリアです。
夕食で鴨川納涼床を利用するために京都に観光で訪れるなら、東山エリアを散策するのが移動時間を節約できて便利です。

見上げる納涼床
例えば、京都市役所前駅と京阪電車の三条駅近くの納涼床を利用するなら、以下の観光名所を廻ると良いでしょう。
また、京阪電車の祇園四条駅と清水五条駅近くの納涼床を利用するなら、以下の観光名所を廻るのがおすすめです。
9月に入っても京都は暑いですから、日中に張り切り過ぎると気分が悪くなるかもしれません。
多くを見ようと欲張らず、休み休み2ヶ所か3ヶ所を訪れるのが無難です。