平安神宮を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

平安神宮

平安神宮應天門(神門)

由緒

平安神宮は、平安遷都1100年を記念して明治28年(1895年)に創建された。

祭神は、当初は桓武天皇のみであったが、昭和15年(1940年)に平安京最後の天皇の孝明天皇も合祀された。

平安神宮の社殿は、平安京の正庁であった朝堂院を8分の5の規模で再現したものである。

昭和51年に本殿が焼失したが、同54年に再建された。

また、本殿の背後には、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の4つの神苑がある。神苑は明治時代を代表する池泉回遊式庭園で七代目小川治兵衛の作である。

ご利益

開運厄除、家内安全

時代祭

時代祭

時代祭は、平安神宮が創建された明治28年から行われており、毎年10月22日に京都御所から平安神宮までを時代風俗行列が練り歩く。行列は維新勤王隊列を先頭に18の時代の列が、時代を遡りながら続く。延暦時代の弓箭(きゅうせん)組列が行列の最後。

大極殿

大極殿

平安神宮の入口である應天門(ページトップの写真)をくぐり、白砂の境内の正面に見えるのが大極殿。古代の役所で最も重要な建物であった。平安神宮の大極殿は平安京の2分の1の規模で再現したもの。また、大極殿の東には左近の桜、西には右近の橘が植えられている。

蒼龍楼

蒼龍楼

境内の東側に建つ蒼龍楼(そうりゅうろう)。西の白虎楼と共に平安京の朝堂院の様式を再現したもの。四神相応の地とされる京都の東を守る蒼龍に因んで建てられた。

白虎楼

白虎楼

境内の西側に建つ白虎楼(びゃっころう)。京都の西を守る白虎に因んで建てられた。

神苑入口

神苑入口

白虎楼の近くにある神苑への入口。ここで入場料600円を納める。

南神苑

南神苑

入場してすぐ目に入るのが南神苑。八重紅枝垂桜(しだれざくら)の名所として有名。また、平安時代の代表書物である竹取物語、伊勢物語、古今和歌集、枕草子、源氏物語に登場する草木が植えられた平安の苑(その)もある。

日本最古の電車

日本最古の電車

南神苑にある日本最古の電車。京都電気鉄道が運行した路面電車でチンチン電車の愛称で親しまれた。

西神苑

西神苑

白虎池を中心とした庭園の西神苑。初夏には池畔に花菖蒲が咲き乱れる。また、茶席の澄心庭(ちょうしんてい)も西神苑にある。

中神苑

中神苑

本殿の後ろにある中神苑。蒼龍池を中心とした庭園で5月のカキツバタや5〜8月のスイレンが美しい。

臥龍橋

臥龍橋

蒼龍池にある臥龍橋(がりゅうきょう)。天正17年(1589年)に豊臣秀吉がつ造営した三条大橋と五条大橋の橋脚を使っている。

東神苑

東神苑

大宮人の船遊びを想定した栖鳳池(せいほういけ)を中心とした庭園で東山を借景としている。栖鳳池には、鶴島と亀島がある。明治末期から大正初期にかけて造営された。

尚美館

尚美館

栖鳳池の池畔に建つ尚美館(しょうびかん)。

泰平閣

泰平閣

栖鳳池の上に建つ泰平閣。泰平閣を渡って池の東から西に行くことができる。また、泰平閣の上から池の鯉に餌を与えることもできる。

石柱

石柱

東神苑の西側にある石柱。豊臣秀吉が造営した三条大橋と五条大橋の橋脚で、中神苑の臥龍橋にも使われている。

神苑の出口

神苑の出口

東神苑まで見終わった後は出口へ。蒼龍楼の南側に出る。

平安神宮の所在地

〒606-8341
京都市左京区岡崎天王町97(地図

平安神宮への行き方

地下鉄東山駅から徒歩約10分
京阪神宮丸太町駅から徒歩約15分
市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」から徒歩約3分

※神苑は入場料600円が必要。

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