秋の平安神宮で見る東神苑の栖鳳池・2021年

10月22日に京都市左京区の平安神宮で時代祭を見た後、無料公開されていた神苑を拝観しました。

中神苑まで見終えて、神苑の一番東側にある東神苑に向かいます。

東神苑には、栖鳳池(せいほういけ)と呼ばれる大きな池があり、晴れた日には、周囲の景色が水面に映りこみます。

とても美しい景色なので、東神苑は晴れている日に鑑賞したいですね。

鏡のような栖鳳池

東神苑の入り口にやってきました。

東神苑の入り口

東神苑の入り口

東神苑は非常に広いのですが、その大部分を栖鳳池が占めているので、歩ける場所は限られています。

ただ、栖鳳池の周囲を歩くだけですが、秋晴れの空の下、それだけでも心地良かったですね。

栖鳳池の北側から南を眺めます。

栖鳳池

栖鳳池

奥に見える横に長い建物は泰平閣です。

空は雲が少なく、水面は全体的に青色になっていました。

泰平閣の入り口近くにやってきました。

後ろから泰平閣の屋根を眺めます。

泰平閣の屋根

泰平閣の屋根

屋根の上には鳳凰がいますよ。

泰平閣近くのカエデは、枝先の葉が赤く色づき始めていました。

色づき始めたカエデ

色づき始めたカエデ

今年の京都の紅葉は、数年に一度の当たり年になると予想されています。

まだ、海外からの旅行者がほとんどいないので、今年は、混雑することなく美しい紅葉を楽しめそうですね。

泰平閣の中に入ります。

泰平閣の天井

泰平閣の天井

これまで泰平閣の天井をじっくりと見たことがなかったですが、全体が湾曲し、弓なりになっているんですね。

泰平閣の中は、腰をかけて栖鳳池を眺められるようになっています。

泰平閣から見る栖鳳池

泰平閣から見る栖鳳池

泰平閣から北向きに栖鳳池を眺めると、水面に映った周囲の景色がより鮮明に見えます。

平安神宮の北側には、比較的自動車の通りが多い丸太町通があるのですが、東神苑までは自動車の音が聞こえてくることはありません。

栖鳳池と青空

栖鳳池と青空

また、木々の背が高いこともあり、街の建物が視界に入らず、どこまでも自然の景色が続いているように感じられます。

栖鳳池の西側に建つのは尚美館です。

栖鳳池と尚美館

栖鳳池と尚美館

尚美館は貴賓館となっており、たまに建物の中に入っている人を見かけます。

泰平閣を渡り、栖鳳池の西側にやってきました。

栖鳳池と泰平閣

栖鳳池と泰平閣

ここから眺める栖鳳池と泰平閣の景色も美しいですね。

ここで、神苑拝観が最後ですから、時間をかけてこの景色を目に焼き付けておきましょう。

東神苑は、4月に八重紅枝垂れ桜がきれいに咲くので、春のお花見シーズンに拝観するのがおすすめです。

神苑を出て、境内の西側に建つ額殿に向かいます。

額殿の前には、時代祭ののぼりが立っています。

時代祭ののぼり

時代祭ののぼり

中では、時代祭の展示も行われていましたよ。

織田信長の甲冑、出雲阿国の衣装、和宮が乗る輿など、貴重な品を見ることができました。

来年は、時代行列が街中を練り歩くのを見たいですね。

なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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