平安神宮の西神苑を彩るハナショウブ・2019年

6月中旬に京都市左京区の平安神宮に参拝した際、神苑を拝観しました。

南神苑で様々な草木を観賞した後は、西神苑に向かいます。

西神苑には、大きな白虎池と呼ばれる池があり、6月は水際で多くのハナショウブが咲き誇ります。

梅雨時の平安神宮の神苑の主役は、やはり、西神苑のハナショウブですね。

見ごろを迎えたハナショウブ

南神苑を北に歩き、西神苑の入り口にやって来ました。

西神苑

西神苑

白虎池の向こう側では、想像していたとおり、ハナショウブがたくさんの花を咲かせていました。

白虎池とハナショウブ

白虎池とハナショウブ

水面に映るハナショウブも風情がありますね。

池のほとりで、対岸のハナショウブを眺めていると、足元にたくさんのコイが寄ってきました。

コイ

コイ

口をパクパクと開け、水面から顔を出しています。

どうやら、餌をもらえると思っているようです。

コイの数は、徐々に増え、7匹か8匹くらいが近づいてきましたよ。

それにしても、どのコイも体が大きいですね。

白虎池を時計回りに歩きます。

ハナショウブは、まさに見ごろです。

見ごろのハナショウブ

見ごろのハナショウブ

白色のハナショウブ、紫色のハナショウブが群生して咲く風景は、梅雨らしいですね。

でも、私が平安神宮を訪れた日は、まだ京都は梅雨入りしていませんでした。

紫色のハナショウブがきれいです。

紫色のハナショウブ

紫色のハナショウブ

白色のハナショウブも爽やかです。

白色のハナショウブ

白色のハナショウブ

ハナショウブは、カキツバタとよく似ています。

カキツバタは花弁に白色の筋が入りますし、中心も白っぽい点でハナショウブとは異なっています。

開花時期も、カキツバタは5月、ハナショウブは6月ですから、この点でも見分けることはできますね。

他にアヤメもハナショウブやカキツバタに似ています。

アヤメは陸生、ハナショウブとカキツバタは湿地に生えますから、水際で咲いている場合は、ハナショウブかカキツバタとなります。

白虎池の東側にやって来ました。

カエデと白虎池

カエデと白虎池

緑色が広がる景色の中に赤色のカエデの葉が混ざっています。

白虎池には、木の板で作られた橋が架かっており、歩くことができますよ。

橋の上からだと、ハナショウブを近くで見れます。

橋とハナショウブ

橋とハナショウブ

6月の平安神宮の神苑は、人が少な目なので、のんびりと西神苑のハナショウブを見て歩くことができます。

ハナショウブの奥では、まだサツキも花を咲かせていました。

ハナショウブとサツキ

ハナショウブとサツキ

もう少し早い時期に拝観すれば、満開のサツキも見れたでしょうね。

もう一度、白虎池で咲くハナショウブを眺めて西神苑を後にしました。

橋と白虎池

橋と白虎池

この後は、中神苑のスイレンを見に行きます。

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