11月下旬。
京都市東山区の大谷本廟に参拝した後、清水寺に紅葉を見に行ってきました。
清水寺は、京都の中では、年間の観光客の数が最も多い寺院です。
修学旅行生、海外からお越しの方、その他諸々の旅行者や観光客の方が、清水寺を訪れます。
特に秋は、紅葉を見に訪れる方が多く、境内は大賑わいですね。
本堂付近で散り始めた紅葉
清水寺の最寄り駅は、京阪電車の清水五条駅です。
駅からは、東に徒歩約20分です。
市バスだと「清水道」から東に徒歩約10分です。
五条坂を上り、途中で清水坂に合流すると観光客が多くなってきました。
しかし、コロナ以前よりも人は少なめです。
清水寺の仁王門の前に到着しました。
仁王門の前では、観光バスで訪れた方たちが、記念撮影をしていましたよ。
5月下旬の清水寺と比較すると、随分と活気が戻ってきています。
仁王門の後ろの石段を上ります。
三重塔前のカエデは、半分以上の葉を散らし、寂しい姿になっています。
受付で入山料400円を納めます。
そして、轟門から本堂に向かいます。
清水寺の本堂は、清水の舞台として知られています。
ここから見下ろす紅葉が美しいと評判なのですが、私が参拝した日は、すでにカエデが散り始めていたため、やや物足りない感じでした。
現在、清水の舞台は工事中のため、中央を歩くことはできません。
上の写真は、舞台の端から撮影したものです。
舞台からは逆光になるため、写真を撮りにくいのが難点ですね。
それでは、本堂に上がってお参りをしましょう。
奥の院から見る清水の舞台と紅葉
本堂の東に目をやると、阿弥陀堂と奥の院が見えます。
それらの手前の紅葉も散り始めています。
散り始めているのは良いとして、どうも色づきが悪いですね。
緑色が目立ちますし、紅葉している葉もオレンジ色です。
赤く染まったモミジも、干からびたような感じになっていました。
本堂を東から出て釈迦堂の前へ。
釈迦堂の奥の石垣の上のカエデが紅葉しています。
釈迦堂を過ぎ阿弥陀堂へ。
そして、阿弥陀堂から奥の院の前にやってきました。
ここからは、本堂と一緒に紅葉を眺められます。
ガイドブックでも紹介される定番の景色です。
しかし、奥の院から見る紅葉も、やはり色づきの悪さが目立ちます。
どうやら、今秋の清水寺のカエデは、全体的にきれいに紅葉しなかったようです。
順路に従い南に向かって歩きます。
遊歩道脇のカエデは、日差しが当たる場所に植えられているものは、比較的鮮やかに紅葉していました。
木々の間から三重塔を眺めます。
三重塔の下の紅葉も、赤黒い感じでイマイチです。
折り返し地点に来たところで、多くの方は、音羽の滝に向かって歩いていきます。
でも、私は、1人だけさらに南に向かい門から外に出ました。
そして、清閑寺に紅葉を見に行きます。
ここからいったん外に出ても、再び清水寺に戻れるんですよ。