ネコの置物が所々に置かれた聖護院

1月中旬に京都市左京区の積善院凖提堂に参拝した後、西隣の聖護院(しょうごいん)にも参拝しました。

聖護院は、皇室関係者が明治時代まで代々入寺した門跡寺院(もんぜきじいん)で、この付近の地名ともなっています。

本山修験宗(ほんざんしゅげんしゅう)の総本山でもあり、境内には立派な建物がいくつもあります。

さりげなくネコの置物が置かれている境内

聖護院には、京阪電車の神宮丸太町駅から東に約10分歩くと到着します。

入り口に建つ山門に風格がありますね。

山門

山門

山門の前には、「聖護院門跡」と刻まれた立派な石柱も立っています。

山門をくぐった右手に本堂参拝入口があります。

本堂参拝入口

本堂参拝入口

門をくぐると、左前方に立派な建物が見えます。

これは、門跡寺院に特有の宸殿(しんでん)です。

宸殿(左)と不動堂(右)

宸殿(左)と不動堂(右)

そして、宸殿の奥に建っている不動堂が、聖護院の本堂になります。

本堂参拝入口の近くに鎮守社もあります。

鎮守社

鎮守社

中央に山王権現(さんのうごんげん)、右に宇賀弁財天、左に稲荷大明神が祀られていますよ。

山王権現は、厄除開運、鬼門除、諸魔退散、良縁成就安産子授けのご利益を授けてくれます。

宇賀弁財天は、財福無尽、技芸上達、水に関する商売守護の神さまとして崇敬されています。

稲荷大明神は、五穀豊穣、商売繁盛開運出世、人事円満、家内安全のご利益がありますよ。

宸殿の前に広がる白砂に入れないように周囲には縄が張られているので、不動堂には壁を伝うように歩いていかなければなりません。

宸殿をちょうど正面に見る位置までやって来ると、平らな石の上に両手を合わせたネコの置物が置かれていました。

祈願するネコ

祈願するネコ

かわいらしい表情をしたネコですね。

足元にも、小さなネコがいます。

白砂に置かれた石の上には、茶色のネコ。

茶色のネコ

茶色のネコ

黒色のネコもいました。

白砂の上のネコたち

白砂の上のネコたち

修験道のお寺である聖護院は、いかめしく感じますが、ネコの置物が所々に置かれていると心が和みますね。

本堂の不動堂の前にやって来ました。

不動堂

不動堂

石段を上り、中に祀られている不動明王にお参りをしましょう。

不動明王の左には、修験道の開祖で本山修験宗の宗祖でもある役行者(えんのぎょうじゃ)の座像が祀られています。

また、不動明王の右隣には、第5代天台座主で天台寺門宗の始祖の智証大師円珍の座像も安置されています。

聖護院は、寛治4年(1090年)に白河上皇が熊野詣をする際、増誉(ぞうよ)がその先達を務めた功績により賜った寺であり、聖体護持(せいたいごじ)の意味から聖護院と名付けられました。

門跡寺院となったのは、後白河天皇の皇子の静恵法親王(じょうえほっしんのう)を第4世に迎えてからです。

天明の大火(1788年)と安政元年(1854年)の京都御所の炎上に際し、光格天皇と孝明天皇が、一時、仮皇居として使用したことから、聖護院旧仮皇居として国の史跡に指定されています。

不動堂にお参りをした後は、元の道を戻ります。

来るときは、十三重石塔に隠れてわからなかったのですが、その足元には、まん丸としたネコの置物がずっしりと置かれていました。

丸いネコ

丸いネコ

巨岩の上にも、さりげなく白色のネコが乗っていましたよ。

白色のネコ

白色のネコ

聖護院は、普段は建物の中に入れませんが、特別公開が行われる時には拝観できます。

本堂の不動堂へは、いつでもお参りできますよ。

節分の日には、鬼も豆まきをする変わった節分会が行われるので、参加してはいかがでしょうか。

この後は、熊野神社に参拝します。

なお、聖護院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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