初夏の大谷祖廟にサツキを見に行った・2026年

5月15日に京都市東山区の円山公園にサツキとカキツバタを見に行った後、南隣に建つ大谷祖廟に参拝しました。

大谷祖廟は、東本願寺の親鸞聖人の廟所。

この時期は、参道の両脇に植えられたサツキが咲き、参拝者の目を楽しませてくれます。

本堂と御廟にお参り

大谷祖廟には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約10分歩くと到着します。

駅からだと長い参道を東に歩くことになりますが、今回は円山公園から訪れたので、参道を省略し総門の前へ。

その前に見たカエデの新緑が、南から陽光を受け、メロンソーダのような色合いに。

参道の新緑

参道の新緑

青葉の下の日陰が、少しばかりひんやりして心地良い。

新緑を抜けると左手の石段上に真っ青な空を背にして総門が開く。

総門

総門

総門前に置かれた看板に何気なく視線を落とすと、7月1日から開門が午前6時になるとの案内が。

現在は5時開門ですが、そんなに早くからお参りできることをこの日初めて知り、早朝から訪れる人が意外と多いことに気づかされました。

総門の先は、お城の櫓のように石垣が積まれ、表面には、びっしりとコケが張り付くように生え、その大半を覆っています。

石垣に映えた苔

石垣に映えた苔

上の方にコケが少ないのを見ると、下からじわじわと侵食しているのがわかる。

もこもこと立体的なコケは、手のひらくらいの厚み。

こんなにたくさん生えても取り除かないのは、あえて、コケの好きにさせているのかも。

石段をL字に曲がり、人がまばらな境内を本堂に向かいます。

その近くでは、丸く刈り込まれたサツキが、ヘアアクセサリーのように白色の花を頭に乗せる。

白と赤が混ざるサツキ

白と赤が混ざるサツキ

よく見ると、白い花びらに赤色が混ざってますね。

椿は、このような花を咲かす品種が多いですが、サツキは珍しいのでは。

それでは本堂にお参り。

本堂

本堂

さらに本堂の南にある石段を上り、親鸞聖人の御廟の前へ。

御廟

御廟

いつもながら、唐門が金色の輝きを放ってます。

その前には、以前はなかった簡易の屋根が設けられ、初夏にしては強めの日射しを避けられるように。

これなら雨の日も安心。

でも、御廟にお参りする際は、唐門より後ろの屋根がある建物から拝むので、あまり必要ないかもしれませんね。

御廟にも、しっかりお参りしておきましょう。

ちなみに石段の上り下りが苦痛の方は、本堂わきのエレベーターに乗って御廟の前に行けるようになっていますよ。

参道のサツキが見ごろに入る

御廟にお参りを済ませ参道に戻ると、石畳の北側と南側に等間隔に植わるサツキがお見送り。

参道北側のサツキ

参道北側のサツキ

特に北側のサツキは花数が多く、球形に刈り込まれた表面は深みのある桃色が優勢になりつつあります。

対する南側は、後ろの木々が影を造っているためか、まだ咲き始め。

参道南側のサツキ

参道南側のサツキ

北と南で開花時期がずれているため、総門目がけて、2本の赤いベルトが一直線に伸びる光景を見るのは難しそう。

もしかしたら、南側のサツキは満開にならないかもしれない。

それでも、北側のサツキは順調に咲き進み、この調子なら株の8割くらいに花が咲くのでは。

サツキと総門

サツキと総門

参道を歩く人は少なく、ときに無人になることも。

気候的に散策しやすい5月は旅行者や観光客が多いと思われがちですが、意外と混雑しません。

参道を西に歩いていくと、サツキが途切れシャリンバイに交代。

シャリンバイ

シャリンバイ

桜のような花を咲かせるものの、厚みのある小判型の葉の方が目立つためか、あまり注目されません。

車道と歩道を区切るために植えられているのを見かけますが、立ち止まって花に見入る人はほとんどいない。

大谷祖廟のサツキは、5月いっぱいはきれいに咲いていると思います。

いつ訪れても人が少ないので、静かに参道のサツキを見ながら歩けますよ。

なお、大谷祖廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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