扇状に開けた京都市街の景色・清閑寺

京阪電車の清水五条駅を出て、国道1号線を東に20分ほど歩いた場所に清閑寺というお寺があります。

このお寺は、紅葉の名所としても有名だということなので、時期的にまだ早いのですが、下見を兼ねて訪れることにしました。

国道1号線は歩くのに危険

清閑寺に行くためには、国道1号線の坂道を歩いていく必要があります。

もちろん、バスやタクシーを利用することもできますが、大した距離ではないので徒歩でも大丈夫です。

しかし、国道1号線は、車の通りが非常に多く、トラックなんかも走っているので、歩くのは少し危険です。

そこで、地図を見て別の道を探してみました。

すると、渋谷通を使えば、国道1号線を歩かずに清閑寺まで行けることがわかったので、この道を選択することに。

渋谷通には、清水五条駅から東に5分ほど歩き、東大路通を南に曲がり、2分ほど歩くとたどりつきます。

山の上の清閑寺境内からの京都市街の景色

渋谷通を10分ほど歩き、国道1号線と交差する歩行者用のトンネルを抜け、石段を上がっていくと小さなお寺の清閑寺があります。

創建当時は、相当な広さがあり栄えていたようですが、今では境内が狭くなり、ひっそりとしていてその面影はありません。

清閑寺は、平家物語にも登場するのですが、そのお話は、また別の機会に紹介したいと思います。

ちなみに清閑寺の由緒については、下のページを参考にしてみてください。

狭い清閑寺の境内を見まわすと西の端に大きな石が置いてあります。

この石は、要石(かなめいし)と呼ばれており、扇の中心にある要から名づけられたそうです。

境内の西側におかれた要石

境内の西側におかれた要石

しかし、この石がなぜ扇の要なのか最初はよくわからず、後で本で調べてみると、なるほど、その理由がわかりました。

下の写真がその答えです。

扇状に開けた京都市街

扇状に開けた京都市街

写真の右と左に山があり、中央に向かって谷になっていることから、京都市街が扇状に見渡せます。

つまり、石を中心として京都市街を眺めると扇を開いたような形に見えることから、要石と名づけられたわけですね。

これには、すごく納得させられました。

京都駅の方に目を向けると京都タワーが見えます。

清閑寺から見た京都タワー

清閑寺から見た京都タワー

要石を中心にまっすぐ京都市街を見ると中央に東本願寺が見えます。

清閑寺から見た東本願寺

清閑寺から見た東本願寺

写真の中央近くに見える白い建物が東本願寺です。2009年11月時点では、修復工事をしていたため、東本願寺の建物を白い建物が覆っています。

11月末の紅葉シーズンになると清閑寺付近も赤く彩られるでしょうから、その頃に訪れるのが観光には良さそうですね。

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