梅雨明け前の南禅寺境内・2020年

7月下旬に京都市左京区の南禅寺にハスを見に行きました。

ハスを見終えた後は、中門をくぐって境内に入ります。

深い緑に包まれた境内

中門の前の駐車場は、観光シーズンだとバスが停車しているのですが、6月から8月までは、南禅寺に観光で訪れる人が少ないので空いています。

中門

中門

参道を歩く人の姿もまばらです。

中門をくぐって境内に入り、三門に向かいます。

三門

三門

三門前の参道も人が少ないですね。

紅葉の時期は、たくさんの観光客でにぎわっているのですが、7月は閑散としています。

三門の上に登っている人も少ないようです。

石段を上り三門の前へ。

そして、三門をくぐると、奥にはカエデとコケの緑が目の中に飛び込んできます。

カエデとコケ

カエデとコケ

南禅寺の三門裏の緑は、梅雨の時期はしっとりとしていて、きれいなんですよね。

5月頃は、カエデの新緑が鮮やかな黄緑色ですが、コケの緑がいまいちです。

こんもりとした緑色のコケを見るなら、梅雨がおすすめです。

今年は、特に7月に入ってからの雨が多かったので、例年よりもコケがみずみずしく見えましたよ。

参道の奥に建つのは法堂(はっとう)。

参道と法堂

参道と法堂

それでは、法堂にお参りをしましょう。

天井の龍もしっかりと見ておきましたよ。

法堂の頭上に雲が多いものの青空が見えました。

法堂と空

法堂と空

梅雨明けが近そうに感じるのですが、天気予報を見ると、まだ雨の日が続くようです。

本坊前のカエデの緑も、深みが増して夏らしくなっていました。

本坊とカエデ

本坊とカエデ

そのカエデの足元で流れる水が爽やかであります。

コケと水の流れ

コケと水の流れ

もこもことしたコケも、味わい深いものがありますね。

境内の南に建つ水路閣にやってきました。

水路閣とカエデ

水路閣とカエデ

水路閣も、旅行者や観光客の方に人気があり、春や秋は人がいっぱいなのですが、今は人の姿がまばらです。

特に今年は、新型コロナウイルスの影響で、さらに人が少なくなっています。

境内の南側の参道を中門に向って歩きます。

カエデは、上の方の葉が赤く焼けています。

カエデと三門の屋根

カエデと三門の屋根

そろそろ本格的な夏が到来しそうですね。

それにしても、どこを見ても、人の姿が少ないです。

中門から外に出ると、歩道脇で赤色の花が咲いていました。

赤い花

赤い花

真っ赤な花は夏らしさを感じますね。

7月下旬の南禅寺は、境内全体が閑散としていました。

暑い時期ですが、落ち着いて参拝したい方は、今の時期に南禅寺を訪れると良いでしょう。

なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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