右京区一覧

夏の妙心寺散策・2016年

7月下旬に京都市右京区の花園に建つ妙心寺を訪れました。 この日は、妙心寺の境内にある退蔵院でハスを見るのが目的だったのですが、その後に妙心寺の境内を散策しました。 夏の退蔵院で観賞するハス・2016年 妙心寺の境内はとても広いので、じっくりと見ていくと1時間くらいはかかりますが、手早く見ていけば30分ほどで境内全体を歩けます。

野宮の旧跡と伝わる斎宮神社

四条大宮から嵐山へと向かう京福電車に有栖川駅という駅があります。 嵐山に近い駅なのですが、旅行者や観光客の方が、ここで降車することはあまりないですね。 その有栖川駅から南西に5分ほど歩いた辺りに斎宮神社(さいぐうじんじゃ)という神社が建っています。 社名のとおり、伊勢神宮に奉仕する斎宮と関係のある神社です。

木島神社と元糺の森

京都市右京区に木島坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)という神社が建っています。 あまりに長い名なので、木島神社(このしまじんじゃ)と呼ばれることがありますが、それでも、聞いたことがない人が多いと思います。 木島神社には、他にも蚕(かいこ)の社(やしろ)の呼び名もあり、おそらく、こちらの方が知っている人が多いでしょうね。

車折神社の満開の溪山桜・2016年

3月下旬。 本格的な桜シーズンが始まる直前に京都市右京区の車折神社(くるまざきじんじゃ)に参拝してきました。 車折神社は、早咲きの桜が多く植えられており、ソメイヨシノよりも早くお花見できる神社として知られています。 早咲きの桜の中でも、特に人気なのが溪山桜(けいせんさくら)と呼ばれている枝垂れ桜で、それを見ることが今回の参拝の目的であります。

真田家の断絶を防いだ真田信之の菩提寺・大法院

京都市右京区の花園にある禅寺の妙心寺境内には、大法院という塔頭(たっちゅう)が建っています。 初夏の新緑、秋の紅葉が見事な露地庭園があり、毎年その時期に特別公開されます。 大法院は、信州松代藩主の真田信之の菩提寺です。 真田と言えば、大坂の陣で活躍した幸村が有名ですが、信之は幸村の兄にあたります。 もしも、信之がいなければ真田家は断絶し、信州松代藩は明治を迎えることがなかったかもしれません。

願い事を叶えてくれる嵯峨野の油掛地蔵

京都市右京区の嵯峨野は、旅行者に人気の観光地です。 その理由は、やはり、京都らしいお寺や神社が多く、自然の景観が今も残っていることなのでしょうね。 ただ、人気がある観光地と言っても、観光客が多いのは渡月橋の辺りで、そこから少し離れると観光客の姿が一気に減ります。 でも、人が少ないところでも、意外と興味深いお寺や神社があるものです。 油掛地蔵も、そのひとつですね。

小倉百人一首ゆかりの中院山荘跡と慈眼堂

京都市右京区の嵯峨野には、鎌倉時代に小倉百人一首を選定した藤原定家の小倉山荘がありました。 二尊院や常寂光寺に小倉山荘跡の石碑が置かれていることから、観光で嵯峨野を訪れた方は、ここが小倉百人一首ゆかりの地であることに気づくと思います。 この他にも嵯峨野には、小倉百人一首ゆかりの地があり、中院山荘跡(ちゅういんさんそうあと)と慈眼堂(じげんどう)もそのひとつです。