西京区一覧

大堰川の由来となった葛野大堰を造った秦氏

昔から京都の中心は四条烏丸でした。 四条烏丸が、京都の中心となった理由のひとつに鴨川が近くを流れていたということが挙げられます。 川の近くに文明が発達しやすいというのは、京都でも同じだったんですね。 さて、京都を流れる川は鴨川だけではありません。 市内の西を流れる大きな川に桂川がありますね。 この桂川の流域でも、古代に勢力を伸ばした豪族がいました。 それは、秦(はた)氏です。

月読神社に祀られている月読尊は安産の神さま

日本の神話の中で、伊弉諾命(いざなぎのみこと)が、黄泉(よみ)の国から帰ってきたときに体の穢れを払うために川に入って身を清めたと伝えられています。 そして、川から出た時に伊弉諾命は三柱の尊い神さまを生みました。 その神さまは、天照大神、月読尊(つくよみのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、あわせて三貴子(みはしらのうずのみこ)と呼ばれています。 この中で、天照大神や素戔嗚尊については、比較的有名ですが、月読尊については、知らない方が多いのではないでしょうか。 月読尊とは、一体どういう神さまなのでしょう。

松尾大社と梅宮大社の桜・2013年

阪急電車の嵐山駅から1駅隣の松尾駅の近くには、松尾大社(まつのおたいしゃ)と梅宮大社(うめのみやたいしゃ)という2つの桜の名所があります。 でも、嵐山があまりにも観光地として有名なためか、松尾に桜の時期に訪れる人はそれほど多くはありません。 私が松尾を訪れたのは、4月1日でした。

変わった造りの6つの本殿

神社に行くと必ずあるのが本殿。 本殿は、多くの場合似たような形をしていますが、中には独特の形をしているものもあります。 知り合いと神社にお参りするとき、「ここの神社の本殿は他の神社とは一味違っているんだよ」なんて語ると話が盛り上がるかもしれませんね。もちろん、しつこく語ると嫌がられるので、ほどほどにした方が良いのですが。 今回の記事では、変わった造りの本殿がある神社を6つ紹介します。

いろんなところにいる亀・松尾大社

京都市西京区の松尾大社(まつのおたいしゃ)は、大宝元年(701年)に創建された京都でも古い歴史を持つ神社です。 お酒の神さまとして、多くの酒造業者から崇敬を集めていることで知られています。 酒造業者からの崇敬を集めているのは、実は、境内にいる亀が理由です。

観光客が少ない初夏の嵐山をのんびり散策

京都の観光地の中でも特に人気があるのが嵐山です。 嵐山と言えば、春の桜や秋の紅葉が有名で、この時期に訪れた方は、観光客の多さに驚いたことがあるのではないでしょうか。 「嵐山は混む」 そんな先入観を持ってしまった方もいらっしゃるかと思いますが、時期を選べば、混雑していない嵐山を観光することができます。 特におすすめなのが初夏の散策です。観光に適した時期なのに人が少なめなので、のんびりと散策することができます。

法輪寺の新緑・2012年

嵐山の中腹に建つ法輪寺は、初夏になると新緑が見ごろを迎えます。 春や秋の観光シーズンは、多くの参拝者で賑わう法輪寺も、この時期は、境内にほとんど人がいないので、のんびりと新緑を楽しむことができます。 ということで、5月下旬に法輪寺を訪れました。