5月下旬。
京都市東山区の若宮八幡宮に参拝しました。
五条通沿いに建つ若宮八幡宮は、かつては武士の崇敬を集めていましたが、近年は、美人祈願の社として知られるようになっています。
曇天の境内
若宮八幡宮には、京阪電車の清水五条駅から東に約5分歩くと到着します。
ここ数日続いた真夏日の暑さを明け方まで降り続いた雨が持ち去り、五条通はひんやり涼しい。
まだ、空は厚い雲に覆われ薄暗いものの、汗をかくことなく快適な気候です。

五条通
若宮八幡宮の鳥居の前に到着。

鳥居
その北側には、食べ物をテイクアウトできるお店が新しくできていました。
車1台を駐車できる敷地に建つこじんまりとした店舗で、外国人の方が営業されている模様。
この辺りは、旅行者や観光客が多く行き交うので、立地は良いですね。
鳥居をくぐって参道へ。

参道
石畳の脇は駐車場として貸し出され、数台の自動車が停まる。
その先には、朱色の二の鳥居が建ち、着物を来た旅行者が写真撮影中。
ただ、人は少なく、いつもと変わらず閑散としています。
二の鳥居をくぐって石段上に建つ本殿にお参りをしましょう。

本殿
若宮八幡宮は、天喜元年(1053年)に源頼義が、京都市下京区の西本願寺近くに創建したのが始まり。
当初建っていた辺りには源義経の屋敷もあったという。
現在地に移転したのは、慶長10年(1605年)で、社殿は承応3年(1654年)に再建されたもの。
本殿の前には、「身も心も美しく」と記された立札があり、その隣に細長い姿見が立っています。

身も心も美しく
参拝前にこれで身なりを整えるのでしょう。
美人祈願の前には、ちょっとした気配りも必要。
本殿を囲む塀には、ハート形の縁結び絵馬がいくつも吊るされ、その下には奉納された酒樽が並ぶ。

絵馬と酒樽
縁結び絵馬に書いた願い事を他人に見られないよう、絵馬プライバシー保護用ステッカーも授与所でいただけるという配慮が嬉しいじゃないですか。
姿見の近くには、ハート形の石も置かれ、いかにも縁結びのご利益がありそう。

ハート形の石
少しばかり初夏の景色を
本殿の東側には、庭園があるのですが、最近は近づけなくなっています。
池の周囲にカエデが多く植わった庭園で、初夏にはカエデの黄緑色がきれいなのですが。
石段上から末社が並ぶ一帯を見下ろすと、桃色の花を咲かせたサツキが1株視界に入る。

ハート形のサツキ
隣の木が日射しを遮るように植わっているためか、花つきは少なめ。
稲荷社や天満宮に混ざって、鍾馗神社(しょうきじんじゃ)の祠もあり、中に祀られた銀色の鍾馗と目が合う。

鍾馗神社
右手に構えた太い剣が、ゲームに出てくる敵キャラを彷彿とさせる。
悪そうな顔をしていますが、貧乏除けの神さまとして崇敬され、京都では家の屋根に乗っているのを時々見かけます。
石段脇のカエデは、曇り空だったこともあり、葉が深い緑色。

鳥居と新緑
新緑は終わりが近く、そろそろ京都に梅雨の足音が聞こえてきそうな若宮八幡宮でした。
この後は、大谷本廟にサツキを見に行きます。
なお、若宮八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。