知恩院で咲くサルスベリとハス・2018年

8月末に京都市東山区の円山公園を散策した後、北隣に建つ知恩院に参拝しました。

知恩院は、境内に大きな建物がたくさんあり、とても迫力のあるお寺です。

円山公園界隈を散策する場合は、知恩院の建物も見ておきたいですね。

夏の終わりの知恩院は、比較的人が少ないので、のんびりとお参りできます。

晩夏のサルスベリとハス

知恩院には、京阪電車の祇園四条駅から北東に徒歩約7分で到着します。

地下鉄だと東山駅から南に徒歩約5分ですね。

円山公園と知恩院を仕切る門の前では、赤色のサルスベリが咲いていました。

サルスベリと門

サルスベリと門

その門をくぐると、右手に知恩院の大きな三門が現れます。

三門

三門

いつ見ても雄大な三門。

夏の終わりの青空も爽やかですが、気温はかなり高く、決して散策に適した気候とは言えません。

山門をくぐった先の男坂から境内に入るのはしんどいので、南側の女坂を上ることに。

そして、境内に入ります。

工事中の御影堂(みえいどう)は、素屋根が外されており、数年ぶりに瓦葺きの屋根を見ることができました。

御影堂

御影堂

御影堂の前を東に進み、池の前にやって来ました。

池のほとりでも、サルスベリが咲いています。

その奥に見える建物は納骨堂です。

サルスベリと納骨堂

サルスベリと納骨堂

池では、まだハスの花が咲いていました。

池のハス

池のハス

もう終わっているかと思ったのですが、意外と多くのハスの花が残っていました。

京都の暑い夏は、まだ続きそうですね。

サルスベリと寶佛殿。

サルスベリと寶佛殿

サルスベリと寶佛殿

境内を北に歩き、智慧の道の前にやってきました。

智慧之道

智慧之道

汗をかかないように智慧の道の石段をゆっくりと上ります。

そして、やってきたのは勢至堂です。

勢至堂

勢至堂

勢至堂は、法然上人入寂の地で、御影堂が建立されるまでは本堂でした。

室町時代の再建で、知恩院境内で最も古い建物です。

それでは、勢至堂の中に入ってお参りをしましょう。

勢至堂の西側のお堂には、大きな仏頭が置かれています。

仏頭

仏頭

知恩院で大きいのは、建物だけではありません。

再び、池の前に戻ってきました。

ハスとサルスベリ

ハスとサルスベリ

ハス越しに見る石橋とサルスベリ。

帰りは北門から境内を出ることに。

北門近くでも、サルスベリが赤色の花をたくさん咲かせていましたよ。

サルスベリと北門

サルスベリと北門

8月末の知恩院は、思っていたとおり、参拝者が少な目でした。

それでも有名な寺院なので、無人ではありませんでした。

年内には御影堂の工事も終わる予定ですよ。

なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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