伏見区一覧

石川五右衛門が盗んできた藤森神社の手水鉢台石

神社に行くと必ずあるもののひとつに手水鉢があります。 参拝時に手や口の中を清める水が溜められているあの鉢ですね。 手水鉢には、言い伝えが残っているものがよくあります。 京都市伏見区の藤森神社(ふじのもりじんじゃ)にある手水鉢もそのひとつです。 なんと、あの大泥棒の石川五右衛門が盗んできた石を台石に使っているのです。

伏見の北向きに建つお寺と神社

お寺の本堂や神社の本殿は、多くの場合、南向きに建てられています。 これは、風水の原理で北が命の根源の水の方位だからとか、儒教の「天使は南面す」という考え方があることなどが理由になっているようです。 ただ、本堂や本殿は必ずしも南向きに建てられるわけではなく、東向きや西向きに建てられることもあります。 しかし、北向きに建てられるということは珍しいようです。 そんな珍しい北向きの本堂と本殿が京都市伏見区に存在します。

割拝殿がある神社

神社には、拝殿という建物があります。 拝殿では、神社の祭礼が行われたりしますが、参拝者が拝礼をする場所でもあります。 この拝殿には、建物の中央に通路が設けられた割拝殿(わりはいでん)というものがあります。 あまり見かけませんが、京都には割拝殿がある神社がいくつかあります。 私が訪れた京都の神社の中では、4つの神社に割拝殿がありました。

勝負運(勝運)を授けてくれる5つの神社

スポーツなどの大会に出場する場合、参加するからには結果を出したいと思いますよね。 日々の努力が結果につながるというのは当然のことですが、精神的にリラックスすることも大切なことではないでしょうか。 気持ちを落ち着ける方法は、いろいろとあります。勝負運のご利益を授けてくれる神社に参拝することもそのひとつですよね。 そこで、今回の記事では、勝負運のご利益を授けてくれる5つの神社を紹介します。

今は公園になっている伏見桃山城

京都市には、二条城や淀城といったお城があります。 お城と言えば、何層もある天守閣がすぐに頭に思い浮かびますが、残念なことに上記2つのお城には天守閣が残っていません。 では、京都市で天守閣が残っているお城を見ることはできないのかというと、そんなことはありません。 伏見区に建つ伏見桃山城には、しっかりと天守閣が残っています。

線路の側に造られた枯山水庭園

京都を散策していると、「なぜ、こんな場所にこのようなものがあるのか」と思うことがよくあります。 伏見区の京阪墨染駅と丹波橋駅のちょうど中間地点あたりに建つ桃山中学校を東に300メートルほど進むとJRの踏切があります。 その側には、なぜか枯山水庭園があります。

近藤勇も参拝した藤森神社

幕末の京都の治安を守るために結成された新撰組。 新撰組の局長は近藤勇(こんどういさみ)で、彼は、京都でテロ行為を行っていた不逞浪士たちに恐れられる存在でした。 その近藤勇と関係のある藤森神社が京都市伏見区に建っています。

栄春寺にもあった血天井

京都市伏見区の近鉄丹波橋駅から北東に数分歩くと栄春寺というお寺に到着します。 この辺りは、国道24号線が通っています。 そのため、京都らしい雰囲気をあまり感じることができず、観光で訪れる方も少なめです。 しかし、栄春寺は、境内に伏見城の遺構がいくつかあるので、歴史好きの方に一度は訪れてほしいお寺です。

伏見五福めぐりと名水

京都市伏見区の5寺社を初詣をかねて散策する伏見五福めぐりという巡礼があります。 伏見五福めぐりは、伏見五利益めぐりとも呼ばれ、昭和60年(1985年)から始まりました。 散策する5寺社は、長建寺、藤森神社、大黒寺、乃木神社、御香宮神社です。 伏見は酒蔵が多く、名水もいたる所で湧き出しており、もちろん上の5寺社の境内からも湧き出しています。 そこで、今回の記事では、伏見五福めぐりの各寺社とその名水を紹介します。