伏見区一覧

後醍醐天皇が隠岐遠島の途中で休息した鳥羽離宮

元弘元年(1331年)9月に鎌倉幕府打倒のために笠置山にたてこもった後醍醐天皇でしたが、9月末に落城して捕えられた後、10月に六波羅に移されて監禁されました。 そして、三種の神器も後醍醐天皇から対立する持明院統の量仁親王(かずひとしんのう)へと授けられ、天皇は、鎌倉幕府の処分の決定を待つ身となります。 また、後醍醐天皇の笠置籠城と時を同じくして、河内の赤坂城で幕府軍と戦っていた楠木正成も持ちこたえることができずに落城し、戦死したという噂が広まります。 これにより後醍醐天皇の討幕計画は、正中の変に続き、再び失敗となりました。

神社に祀られている動物たち

神社にお参りに行くと、様々な動物が祀られていることに気づきます。 サル、ウシ、キツネなど、その神社によって違いはありますが、多くの神社で動物を祀っていますね。 ところで、こういった動物たちと神社は、一体どういう関係にあるのでしょうか。 今回の記事では、動物たちがそれぞれの神社に祀られている理由を調べてみたので、紹介します。

全国に2万社もある稲荷社

日本全国には、天神社、住吉神社、春日神社、熊野神社といった名が付く神社が多数あります。 このような同名の神社の中で、最も多いのが稲荷社です。 稲荷社は全国に約2万社あり、個人で祀っているものを含めると4万社ほどあるのではないかと言われています。 その数ある稲荷社の総本社が、京都市伏見区にある伏見稲荷大社です。

名将か愚将か?乃木将軍の評価はいかに

昭和30年代頃まで、日本人の尊敬する英雄の上位に入っていたのが乃木希典(のぎまれすけ)です。 乃木希典は、明治時代の軍人。日清戦争や日露戦争で活躍した人物で、日本の勝利に大きく貢献しました。 でも、最近では、乃木将軍の評価は以前よりも高くありません。 むしろ、愚将として評価されており、その名前を知らない人の方が圧倒的に多いですね。 昔は、西郷隆盛と並び、その名を知らない人はほとんどいないほどの有名人だったのですが、なぜ、ここまで知名度が低くなってしまったのでしょうか。 その理由には、やはり、近年、乃木将軍が愚将だと評価されるようになったことと関係があるように思いま...

城南宮の初夏の花・2013年

4月29日に京都市伏見区の城南宮に曲水の宴を見に行った時に無料開放された神苑内も散策しました。 城南宮の神苑内には、様々な草花が植えられています。 初夏になると、神苑内の花がたくさん咲き、赤色や黄色で華やかになります。

曲水の宴・2013年春

毎年、4月29日と11月3日は、京都市伏見区の城南宮で曲水の宴(うたげ)が行われます。 曲水の宴は、平安装束に身を包んだ歌人が、神苑内で和歌を詠む優雅な催しで、その場にいると、まるで平安時代に行ったかのような気分になります。 今回で、曲水の宴を観覧するのは4回目。 天気にも恵まれ、良い観覧日和となりました。

伏見の酒蔵辺りを桜を見ながら散歩

京都市伏見区の京阪中書島駅の近くには、酒蔵がたくさん並んでいます。 この辺りの景観はまるで江戸時代のようで、歩いているだけで時代劇に登場する役者にでもなったような気がしますね。 春になると、酒蔵の近くを流れる宇治川派流の両岸では、たくさんの桜が花を咲かせます。 桜を眺めながら、宇治川派流の遊歩道を散歩するのが、何とも心地良いんですよね。

琵琶湖疎水沿いを散歩しながら伏見の桜名所を巡る

琵琶湖疏水と言えば、山科疎水と岡崎疎水が有名です。 どちらも桜の名所として知られているので、春になると多くの観光客の方で賑わいます。 でも、同じ琵琶湖疏水でも、伏見区を流れている辺りには、あまり観光客が訪れません。 山科疎水や岡崎疎水にも負けないくらい桜がたくさん植えられているのですが、どうしたことか、伏見区の疎水沿いを歩いている方は少ないですね。 ということで、今回の記事では、4月初旬に伏見区の琵琶湖疎水沿いとその周辺の桜名所に訪れた時の模様をお伝えします。

霊宝館の満開の枝垂れ桜・醍醐寺

京都には桜の名所が数多くありますが、枝垂れ桜の名所はどこかと聞かれれば、伏見区の醍醐寺を真っ先に挙げる方が多いのではないでしょうか。 数えたことはないですが、とにかく境内のいたるところにたくさん枝垂れ桜が植えられています。 開花時期は、ソメイヨシノよりも早く、3月末にはおおむね見ごろを迎えますね。 私が醍醐寺に訪れたのは3月25日でした。 今回は、霊宝館の枝垂れ桜を観賞することに。