名水探訪・キンシ正宗の常盤井水

3月下旬から5月末まで開催されている伏見名水スタンプラリー。

名水が湧き出る11ヶ所のスタンプを集めるため、4ヶ所目に立ち寄ったのが、キンシ正宗です。

ここには、常盤井水(ときわいのみず)と呼ばれる名水が湧き出ています。

祝日のため敷地内には入れず

キンシ正宗は、京阪電車の丹波橋駅から西に5分ほど歩き、4つ目の交差点を右折してすぐの場所にあります。

キンシ正宗

キンシ正宗

あいにく、訪れたのが祝日だったため、敷地内に入ることができません。

売店があるので、どのような商品が販売されているのか、見たかったんですけどね。

キンシ正宗では、常盤井水を活かしてお酒を造っているそうです。

伏見は、昔は伏水と表記しており、古来より良質な地下水が豊富にある地として知られています。現在でもいたるところで湧水が出てますね。

キンシ正宗にあった説明書によれば、伏見の水は、中硬度の水質を特徴としており、鉄分が少なく、カリウム、カルシウム、クロール等が適度に含まれています。

そのため、低温でじっくりと発酵し、きめ細やかでまろやかな京の酒の酒質には欠かせないものとなっているそうです。

入口近くには、商品が展示されています。

展示されている商品

展示されている商品

水色のビンに入っているお酒は、夏の暑い日に飲むとさっぱりしてそうな雰囲気があります。

黒っぽいビンは、深みのあるお酒なのかなと想像してしまいます。

キンシ正宗が明治13年(1880年)から仕込みの水としている常盤水は、全国の名水百選のひとつになっている御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)の御香水と水脈が同じとのこと。

今も枯れることなく湧き出しており、キンシ正宗の酒造りに欠かせないものとなっています。

展示されている商品の中には、酒粕カレーなるものもありました。

酒粕カレー

酒粕カレー

冬場に食べると、体が温まりそうですね。

酒粕カレー鍋なんかも良さそうです。

それにしても、酒蔵には、たくさんの商品があるんですね。

日本酒だけしか販売していないのかと思いましたが、塩ポン酢なんかも扱っているそうです。

さて、スタンプですが、入口付近にそれとわかるように設置されていました。

4つ目のスタンプを押印。

スタンプ押印

スタンプ押印

少々、かすれてしまいましたが、これくらいなら問題ないでしょう。

なお、常盤井水は、販売ブースが設けられていて、そこで購入することができるようです。

今回は、売店が休みだったため、常盤井水を飲むことはできませんでしたが、いずれ、もう一度訪れて飲むことにしましょう。

また、スタンプの設置場所には、キンシ正宗の堀野記念館入館割引券もあったので、1枚もらっておきました。

入館料は、300円が250円になります。

詳しい情報は、キンシ正宗の公式ホームページをご覧になってください。

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