1月中旬に京都市左京区の河合神社に参拝した後、下鴨神社に参拝しました。
どちらの神社も糺(ただす)の森の中に建っているので、片方を訪れたら、ついでにもう片方にも訪れることが多いですね。
この日は、雪が降ったので、下鴨神社で雪景色が見られるのではないかと思い参拝した次第です。
舞殿に十二支が登場
下鴨神社は、京阪電車の出町柳駅から北西に5分ほど歩くと到着します。
到着と言っても、駅から糺の森の入り口までが徒歩約5分で、参道を歩いて鳥居の前にやって来るには、さらに5分かかります。
糺の森の中は、ほとんど雪が積もっていませんでした。
鳥居の近くも、雪が積もるところまではいってませんね。
相生社(あいおいのやしろ)の近くにえんむすびお守授与所があります。
以前から、このような建物だったでしょうか。
授与所の前には、縁結びのお守りがずらっと並んでいました。
お守り袋の柄がすべて異なっています。
いったい何種類あるのでしょうか。
60個ほどお守りが並んでいましたよ。
選ぶのに時間がかかりそうですね。
楼門の屋根には、薄っすらと雪が積もっています。
楼門をくぐると、地面にも薄く雪が積もっていました。
舞殿(まいどの)に何かかかっていますね。
近くに寄ってみると、丑年の絵馬の上に「丑」や「令和」などと書かれています。
これは、吉川壽一さんの作品です。
下鴨神社では、1月15日まで、「舞殿ぐるっと四周囲 新しい日本を寿(こと)ほぐ迎新展」が開催されています。
舞殿には、丑から始まる12支を鴨長明の和歌と英語訳で完成させた13点、八咫烏(やたがらす)阿吽(あうん)作品が、ぐるっと展示されていますよ。
光琳の梅が咲く
舞殿の後ろに中門が建っているので、くぐります。
そして、自分の干支の守護神が祀られている言社にお参りをして、本殿に向かいます。
西本殿には、厄除けと交通安全の神さまの賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が祀られています。
そして、東本殿には、縁結び、安産、子育ての神さまの玉依媛命(たまよりひめのみこと)が祀られています。
それでは本殿にお参りをしましょう。
本殿にお参りを済ませた後は、西に進み三井神社にも参拝しました。
三井神社の屋根も薄っすらと雪化粧しています。
3つの社は、伊賀古夜日売命(いかこやひめのみこと)を祀る東社、建角身命(たけつぬみのみこと)を祀る中社、玉依媛命を祀る西社です。
境内のやや東にやってきました。
輪橋の近くには、光琳の梅が植えられており、早くも花が咲き始めていました。
光琳の梅は、毎年3月に見ごろを迎えるのですが、今年は1月中旬ですでに咲き始めているので、例年よりも早くに見ごろになりそうです。
細殿の近くにも雪が積もっていました。
この辺りは、あまり人が歩かないためか、積もっている雪の量が比較的多かったです。
ナンテンの真っ赤な実の向こうに見えるのは御手洗社です。
下鴨神社の七不思議のひとつである御手洗池の上に建っています。
雪はほとんど止み、代わりに小雨が降り始めています。
せっかく積もった雪も、小雨ですぐに融けてしまいそうですね。
雪景色を楽しみに下鴨神社を訪れましたが、期待したほどは積もっていませんでした。
次は、いつ雪が降るでしょうか。
この後は、吉田神社に参拝します。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。