ソシンロウバイが咲く冬の大蓮寺・2023年

1月中旬。

京都市左京区の大蓮寺(だいれんじ)に参拝しました。

大蓮寺と言えば、夏のハスが有名なお寺ですが、冬には、本堂の近くに植えられているソシンロウバイがきれいに咲きます。

今回の参拝は、そのソシンロウバイを見ることが目的であります。

ソシンロウバイが見ごろ

大蓮寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北東に約8分歩くと到着します。

大蓮寺の山門の前にやって来ました。

山門

山門

冬のためか、ひっそりとしているように見えます。

山門をくぐって境内へ。

境内

境内

夏には、たくさん咲いていたハスですが、今は、プランターに枯れた葉が見られるだけです。

境内全体が殺風景であります。

まずは本堂にお参りをしましょう。

本堂

本堂

寺務所近くのサザンカが、たくさんの花を咲かせています。

サザンカ

サザンカ

ただ、しおれている花が目立ち、そろそろ終わりが近づいているようです。

申し訳なさげに実を付けたナンテン。

ナンテン

ナンテン

さて、お目当てのソシンロウバイですが、境内の南側で、多くの花を咲かせていました。

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ

私が、大蓮寺を訪れた時には、このソシンロウバイを観賞しているご夫婦がいらっしゃいました。

あまり邪魔にならないように遠目で見ることに。

ソシンロウバイは、花が小さめなので、遠くから見ると、あまり華やかには見えません。

でも、枝先に近づくと黄色い花が無数に咲いているのがわかります。

ソシンロウバイのアップ

ソシンロウバイのアップ

ソシンロウバイは、梅の仲間と思われがちですが、両者は別物です。

ロウバイは、「蝋梅」と表記し、梅の花に似た蝋細工のような花を咲かせることが語源です。

また、ソシンロウバイのソシンは、「素心」と表記し、花弁から中心まで同じ黄色であることを意味しています。

ちなみに通常のロウバイは、中心が赤くなっています。

本堂を背景に見るソシンロウバイ。

ソシンロウバイと本堂

ソシンロウバイと本堂

やはり、遠目になると、花が小さくて目立たないですね。

本堂の前には、走り坊さんの絵があります。

走り坊さん

走り坊さん

足元では、カンアヤメも咲いていました。

カンアヤメ

カンアヤメ

アヤメは初夏に咲く花ですが、カンアヤメは冬に花を咲かせます。

寒さに負けず、花を咲かせる植物を見ていると、気持ちが元気になってきますね。

そろそろ大蓮寺から出ることに。

ソシンロウバイは、1月中旬で見ごろになっていました。

おそらく、1月末までは、黄色い花をたくさん咲かせているでしょう。

この後は、妙伝寺に参拝します。

なお、大蓮寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊