神應寺に散りゆく桜を見に行った・2026年

4月初旬に京都府八幡市の背割堤に桜を見に行った後、神應寺(じんのうじ)に参拝しました。

この日は、神應寺に立ち寄るつもりはなかったのですが、石清水八幡宮駅のバスターミナルから満開になっている桜が見えたので訪れることにしました。

初夏へと向かう参道と境内

京阪電車の石清水八幡宮駅を出てすぐの場所にあるバスターミナルから男山の中腹を見上げる。

午後3時過ぎの日射しが逆光となり、少々眩しいですが、神應寺のお堂と木々の緑に挟まれるように横長の桜が淡紅色の花を隙間なく咲かせているのが見えます。

アーコレイド

アーコレイド

この桜は、アーコレイドという品種。

秋に咲き始め、徐々に花数を増やしていき、春に満開を迎える珍しい桜です。

近隣住民の中には、アーコレイドの花数が増えていくのを見て春の到来を感じている方もいるのでは。

今回、見に行くのはアーコレイドではありません。

お堂の奥に背の高い桜が見えたので、あれを見に行くことに。

ちなみにアーコレイドは、お堂の中からしか見られません。

普段は、お堂に入れないので、満開のアーコレイドはバスターミナルから見上げるだけ。

駅から南に約3分歩き、山門の前に到着。

山門

山門

山門をくぐると急な石段。

その左右では、若葉をつけたカエデが西日を受けて黄緑色に輝く。

参道

参道

まだ4月に入ったばかりなのに新緑が見られるとは、今年は季節の進みが早い。

石段を上り切ると、明るい境内がそこに。

本堂

本堂

参道と比べると、まだ緑が少なめで春を迎えたばかりの光景。

本堂の右前では、シャクナゲが花を咲かせ、半分ほどが真っ白い姿。

シャクナゲ

シャクナゲ

4月中旬に見ることが多いシャクナゲの花も、今年は早めに開花し、初夏が近づいていることを報せていました。

それでは、本堂にお参り。

散り始めた桜

本堂から振り返ると、バスターミナルから見えた背の高い桜が右奥に。

本堂から見る桜

本堂から見る桜

満開の桜の天辺が、日射しを受けてきらきらと光を放つ。

無人の境内で、誰にも見られることのない桜は、背を高く伸ばすことで駅から人を呼び込もうとしているかのよう。

桜の近くに寄って、もっと見やすい写真を撮ろうと思ったのですが、中途半端にしか近づけず断念。

遠目では満開に見えた桜も、下の方の枝はすでに散り始め、見ごろが後半に入っていました。

境内から散策路を上り、墓地付近から先ほどの桜を見下ろします。

見下ろす桜

見下ろす桜

ここからも、山の斜面や木々が邪魔して写真撮影が難しい。

墓地に入れば見やすそうですが、関係者以外立ち入り禁止。

散策路からは、男山の山上につながるケーブルの線路も見え、その脇に大きなヤマザクラが植わっています。

ケーブルの線路と山桜

ケーブルの線路と山桜

ただ、ヤマザクラはすでにほとんどの花を捨て、木全体が茶色っぽく。

お世辞にも美しいとは言えない姿。

散策路を戻り、神應寺の奥の院である杉山谷不動堂に向かう参道を進みます。

その途中、シャガが青みがかった白い花を咲かせ、隣では紫色の芝桜も見られました。

シャガと芝桜

シャガと芝桜

神應寺では、5月2日から10日まで、シャガの花まつりが開催されるとのこと。

期間限定の御朱印や新たにひらかれた併設のギャラリー「アトリエ・スー」も楽しめるそうですよ。

毎年、ゴールデンウィーク頃に参道の斜面いっぱいにシャガが咲く光景が見られ、これを見るために神應寺に参拝する人もいるのでは。

とは言え、京都市ではないので、大混雑するほど人は訪れません。

参道をさらに歩いていくと、真っ白い八重桜も咲いていました。

八重桜

八重桜

すでに花数が少なくなっており、終わりが近い。

八重桜は遅咲きのものが多いのですが、こちらはソメイヨシノより早く開花した模様。

満開の時は、木全体が純白の花に包まれたのだろうと想像しながら歩を進める。

そして、杉山谷不動堂に到着。

杉山谷不動堂

杉山谷不動堂

こちらにもお参りをして下山しました。

私が神應寺を訪れた時は、境内に全く人がいませんでした。

ケーブルの橋脚工事が行われており、その作業をする人がいるくらいで、いつも通りの静けさを保っていましたよ。

杉山谷不動堂にもヤマザクラがありましたが、こちらも見ごろを過ぎていました。

満開の八重桜とヤマザクラを見ようと思うと、京都で桜の開花宣言が出された直後に参拝すると良さそうです。

この後は、正法寺に桜を見に行きます。

なお、神應寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。