清水寺に見ごろを迎えたサツキを見に行った・2026年

5月下旬に京都市東山区の大谷本廟にサツキを見に行った後、東に約10分歩き、清水寺を訪れました。

清水寺も、この時期には仁王門付近を中心に境内の様々なところでサツキが花を付け、多くの旅行者の目を楽しませます。

石段上でサツキが見ごろになる

清水寺には、京阪電車の清水五条駅から東に約20分歩くと到着します。

市バス停「清水道」からだと、東に徒歩約10分です。

大谷本廟から清水寺に向かう場合、茶わん坂を上るか、五条坂を上って清水坂に合流するのが一般的。

清水寺の参詣道は清水坂なので、本来ならここを歩きたいのですが、途中から前が見えないほど混みだすので、行きに選ぶのは避けた方が良いですね。

一方の茶わん坂は、歩みが遅くなるほどは混雑しないので、こちらを選ぶのが無難です。

さらに通になると、茶わん坂の南にある大谷本廟の墓地から清水寺を目指す。

墓地の参道は、人が少なく快適に歩けますが、右手に墓石が無数に並んでいるので、日暮れ時は薄気味悪く感じる方もいるかもしれません。

その参道沿いにも、桃色に咲いたサツキが見られました。

大谷本廟の墓地

大谷本廟の墓地

参道を歩きながら、正面に連なる東山を眺めるのが、なんとも開放的。

ただ、京都の町並みを楽しみたいなら、茶わん坂を歩く方がおすすめ。

お店を物色しながら歩くのも旅の醍醐味ですからね。

そんなこんなでやって来たのが、茶わん坂の石段上。

ここには、丸く刈り込まれたサツキが、台形を逆さにしたように並んでいます。

すでに赤い色や桃色の花が全体の7割くらい咲き、横断幕を広げたように参拝者を出迎えていました。

石段上のサツキ

石段上のサツキ

サツキを背に記念撮影をする人もいましたが、意外と少なめ。

石段を上ってきた人の多くは、サツキを素通り。

やはり、お目当ては清水の舞台のようで、サツキは眼中にないようです。

石段上のサツキは、赤色の花が半分以上を占め、桃色と紫色が所々に混ざる。

仁王門とサツキ

仁王門とサツキ

サツキ越しに仁王門の屋根を見上げるのも、この時期ならではの構図。

拝観出口付近、池の前でも咲くサツキ。

三重塔とサツキ

三重塔とサツキ

奥には、昨日の雨で潤いを得たカエデ。

さらにその頭上には、三重塔が頭をのぞかせる。

曇り空ではあったものの、それが、緑に落ち着きを与え、やさしい景色を作り出していました。

先ほど見た石段上のサツキのもう一段上にも、無数のサツキが横に長く植えられています。

参道わきのサツキ

参道わきのサツキ

映画館のスクリーンのようにサツキが、赤色、桃色、緑色を映し出す。

この景色も初夏の清水寺では見逃せない。

しかし、そう思っているのは自分だけみたい。

西門下のサツキも見ごろ

清水坂の先に建つ仁王門前にやってきました。

見よ、この旅行者たちを。

仁王門前の混雑

仁王門前の混雑

清水坂を歩くのを避けた方が良いと述べた意味がわかるでしょう。

それはさておき、仁王門の南へ。

西門(さいもん)の下の枝垂れ桜が植わる足元でも、灯籠を囲むように球体のサツキが赤色や桃色の花をひっそりと咲かせていました。

西門下のサツキ

西門下のサツキ

朱色の西門へと続く石段の左右に築かれた石垣の上でも、横並びのサツキが見ごろを迎えています。

西門とサツキ

西門とサツキ

雲の隙間から青空が顔をのぞかせるも、日射しは西門に届かず写真は暗め。

石段脇には、今にも口から炎を吹きそうな祥雲青龍

祥雲青龍とサツキ

祥雲青龍とサツキ

その奥にも、桃色のサツキ。

龍の顔がサツキを向いていたら、吐き出された炎の玉のような写真を撮れたかも。

拝観受付方面は、さらに人が多くなり、西門から京都タワーを眺めようと思ったものの、あまりの混雑に断念。

付近を歩いていた修学旅行生が、「うわ、ここ、えっぐ」と驚きの声を発す。

そうでしょう、そうでしょう。

ここからの壮大な眺めは、他ではなかなか見られませんよ。

もしかして、人の多さが「えっぐ」だったのでしょうか。

拝観受付とは反対方向に歩き、弁天堂近くにやってきました。

この辺りに来ると、一気に人が少なくなります。

弁天堂が建つ池の周囲でも、手入れが行き届いたサツキが植わっているものの、花数が少なめ。

弁天堂付近のサツキ

弁天堂付近のサツキ

でも、緑が多いその姿が、かえって気品を感じさせる。

なんというのか、和菓子のような繊細なつくり。

びっしり花が覆うサツキは華やかですが、控えめに花を付けるサツキの奥ゆかしさこそ、初夏のお寺にはふさわしい。

清水寺のサツキは、5月下旬に見ごろを迎えていました。

まだ、花数が増えそうなサツキも多く見られたので、6月初旬までは楽しめそうです。

なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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