神應寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
神應寺
由緒
神應寺(じんのうじ)は、貞観2年(860年)に八幡神を宇佐より男山に勧請(かんじょう)した行教が、応神天皇の位牌所として開創したと伝えられている。山号は絲杉山(ししんざん)。曹洞宗。
法相、天台、真言と変わり、室町時代に曹洞宗に改宗した。
中興十二世住職の弓箴善彊(きゅうしんぜんきょう)が、豊臣秀吉の正室北政所の帰依を受け、天正17年(1589年)に豊臣秀吉朱印状により寺領120石が給される。
その後も、徳川将軍から寺領が安堵され、八幡宮領内や近隣に末寺数ヶ寺を組織した。
十九世廓翁鉤然(かくおうこうねん)が、大奥総女中頭右衛門佐局の支援を受け、徳川綱吉と御台所から袈裟を賜り、各地を勧進行脚して寺観を整える。また、元禄13年(1700年)に多くの雲水が毎年修行する常法幢地(じょうほうどうち)の寺格を得て、洛南有数の禅苑となった。
明治維新の廃仏毀釈で、男山の仏教施設が壊された際、開山堂に祀られていた行教像が難を逃れ、明治6年(1873年)に当寺に移されている。
血天井
淀君茶室の庭石
境内に置かれている淀君茶室の庭石
奥院杉山谷不動堂
奥院杉山谷不動堂。弘法大師が、たまたま諸国行脚の途中に立ち寄り、法力により妖怪を封じ、お告げにより大和国から厄除け不動尊を当地に祭祀したと伝えられている。
神應寺の所在地
〒614-8007
京都府八幡市八幡西高坊24(地図)
神應寺への行き方
京阪石清水八幡宮駅から徒歩約5分
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