10月22日に行われた時代祭。
神幸列が過ぎ、残すところ、白川女献花列（しらかわめけんかれつ）と弓箭組列（きゅうせんぐみれつ）だけとなりました。
白川女献花列
白川女献花列がやって来ました。
白川女献花列
白川女は、白川の流域に住んでおり、季節の花を売り歩くのを生業としていました。
平安時代中期には、御所に花を届けていたといわれているので、その歴史は非常に古いです。
頭に花を乗せて歩く白川女。
花を頭に乗せた白川女
時代祭では、白川女献花列は、神前に供えるための花を持って進みます。
白川女のすべてが頭に花を乗せているのではなく、手に花を持って進む白川女もいます。
手に花を持った白川女
全体的に広い間隔をとって白川女たちは歩いていきます。
弓箭組列
白川女献花列の次は、時代祭最後の列の弓箭組列が登場します。
弓箭組列
弓箭組は、丹波国南桑田（現在の亀岡市）と船井（現在の南丹市）の両郡の弓に秀でた人々で構成された明治維新の山陰道鎮撫のための組織です。
前方を丹波弓箭組、後方を船井弓箭組が進みます。
丹波弓箭組列は、徒歩隊長、射手、隊長で構成されています。
射手
こちらは、馬に乗った隊長。
隊長
続いて、船井弓箭組。
船井弓箭組
船井弓箭組も、隊長、徒歩隊長、射手によって構成されています。
弓箭組列は、白川女献花列よりも、人と人の間隔が広く、人数は少ないものの、列は意外と長いです。
もう、この頃になると沿道の観覧者は、最初の頃と比較すると1割くらいまで減っていました。
弓箭組列が過ぎ去った後、軽トラックが後方を進んでいきます。
これで、2022年の時代祭の行列は終了です。
また、来年以降も無事に開催されると良いですね。