節分の日に参拝した六波羅蜜寺・2022年

2月3日に京都市東山区の清水寺に日想段を見に行った後、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)に参拝しました。

六波羅蜜寺では、毎年節分の日に節分の行事が行われます。

ただ、今年は京都府にまん延防止等重点措置が出ていることから、規模を縮小して行事が行われました。

盛り上がりに欠ける境内

六波羅蜜寺には、京阪電車の清水五条駅から北東に約7分歩くと到着します。

本堂の前にある門は、いつも閉まっています。

閉まっている門

閉まっている門

たまに門が開くときがあるので、その時には、ここから境内に入りたいですね。

閉まっている門の少し南に入り口があります。

入り口を入ってすぐの場所には、建て替えられたばかりのお堂があります。

福寿弁財天

福寿弁財天

このお堂には、福徳自在、金運成就技芸円満の福寿弁財天が祀られています。

都七福神めぐりの弁財天でもありますよ。

それでは、福寿弁財天にお参りをして福を授かりましょう。

弁天堂の近くには、一願石があります。

一願石

一願石

円形の石に等間隔で文字が刻まれており、その中に一つだけ金色のものがあります。

この金色の文字から、願いを込めながら3回まわします。

これで大いに福を授かれることでしょう。

六波羅蜜寺が建つあたりは、かつて平清盛の邸宅があった場所と伝えられています。

そして、弁天堂の北側には平清盛の塚があります。

平清盛の塚(左)と阿古屋塚(右)

平清盛の塚(左)と阿古屋塚(右)

平清盛の塚の右隣にあるのは阿古屋塚で、こちらも平家と関係がありますよ。

平清盛の塚の近くには、大きな仏像の頭があります。

大きな仏像の頭

大きな仏像の頭

この仏像の頭には、どういった意味があるのでしょうか。

隣には、たくさんの石仏も並んでいます。

境内の中央に朱色がきれいな大きな本堂が建っています。

本堂

本堂

例年だと、この本堂から豆まきが行われ、大いに賑わうのですが、今年は人の姿がまばらです。

ちなみに福豆は、午後3時から授与されることになっていましたが、それまでまだまだ時間があったので、福豆はいただきませんでした。

それでは、本堂にも上がってお参りをしましょう。

本堂の前のなで牛は、自分の体の悪いところを撫でるものですが、今は新型コロナウイルスの感染予防のため、心で撫でるようにとのことでした。

なで牛

なで牛

北側のお堂の近くでは、ナンテンが赤い実をたくさんつけていました。

ナンテン

ナンテン

北側のお堂の中には、銭洗弁財天や水掛不動尊が祀られています。

北側のお堂

北側のお堂

私は、以前に銭洗弁財天の金運のお守りを授かったことがありますよ。

そろそろ六波羅蜜寺から出ることに。

入り口の近くでは、参拝者の無事の帰宅を願う「無事かえる」が石に張り付いていますから、こちらも帰りがけに見ておきたいですね。

無事かえる

無事かえる

今年の節分の日の六波羅蜜寺は、例年のような活気がなく物足りませんでした。

来年は、盛大に豆まきが行われてほしいですね。

この後は、法住寺の節分会を見に行きます。

なお、六波羅蜜寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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