妙法院で散り始めた紅葉・2021年

11月に京都市東山区の智積院に紅葉を見に行った後、北隣に建つ妙法院にも紅葉を見に行きました。

妙法院は、天台宗の三門跡寺院の一つに数えられる格式の高いお寺ですが、誰でも気軽に参拝できます。

秋になると紅葉を見ることができる妙法院ですが、紅葉狩りに訪れる観光客は少ないですね。

散り始めの紅葉と見ごろ前の紅葉

妙法院には、京阪電車の七条駅から北東に約8分歩くと到着します。

市バスだと、「東山七条」からすぐです。

フォーシージンズホテル京都の南隣ですね。

智積院を北に出ると、妙法院の南側の塀際の紅葉が見ごろを迎えていました。

塀際の紅葉

塀際の紅葉

上の方がやや散り始めていますが、全身が真っ赤で美しいですね。

東大路通に面する山門をくぐり境内へ。

そして、工事中の庫裏(くり)を左に見ながら南に歩いていきます。

境内の南西角には唐門が建っており、その近くの紅葉は、まだ見ごろに少し早い状況でした。

唐門と紅葉

唐門と紅葉

唐門近くから参道を東に向かって歩きます。

境内南側の紅葉

境内南側の紅葉

緑色のコケと紅葉の赤色が美しいですね。

西の端に建つ本堂の前の紅葉は、終わりに近づいていました。

本堂前の紅葉

本堂前の紅葉

本堂前のカエデは、紅葉するのが早めで、そして、色づきも毎年きれいです。

すでに半分ほどの葉が散ってしまい、寂しい姿になっています。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂前のコケの上は、散り紅葉で赤くなっていました。

散り紅葉

散り紅葉

手水鉢の中にも、モミジが浮かび、情緒があります。

手水鉢に散るモミジ

手水鉢に散るモミジ

本堂の北側の池のほとりにある鎮守社の周囲の紅葉は、ちょうど見ごろでした。

鎮守社と紅葉

鎮守社と紅葉

さすがに11月も終わりに近づくと、青葉はほとんど残っておらず、真っ赤なモミジになっています。

七卿碑の近くも、日差しを受けたモミジが真っ赤に輝いていました。

七卿碑と紅葉

七卿碑と紅葉

妙法院は、紅葉の美しさから佐々木道誉に焼き討ちされたことがあります。

境内の西側の紅葉は、まだ見ごろには若干早い感じでしたが、きれいな赤色でした。

紅葉と工事中の庫裏

紅葉と工事中の庫裏

紅葉の向こうに工事中の庫裏が見えます。

境内の西側に立つ宝篋印塔の近くの紅葉は、見ごろの最盛期でしたよ。

宝篋印塔と紅葉

宝篋印塔と紅葉

私が妙法院を訪れた日は、他に参拝者がいませんでした。

いつも静かに紅葉狩りできるのが、妙法院の良いところですね。

紅葉は、11月末で散り始めているものが目立ちましたが、唐門付近は12月10日頃まで見られるかもしれません。

この後は、大谷本廟に紅葉を見に行きます。

なお、妙法院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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