大谷祖廟のサツキ・2020年

5月下旬。

京都市東山区の清水寺にサツキを見に行った後、大谷祖廟を訪れたました。

大谷祖廟は、東本願寺の廟所で、参道に多くのサツキが植えられており、そろそろ花を咲かせているはずです。

参道のサツキ

清水寺から大谷祖廟に向かう途中、八坂の塔を眺めました。

いつもなら、この辺りは、旅行者や観光客の方で賑わっているのですが、この日はほぼ無人。

八坂の塔

八坂の塔

普段は、人を入れずに撮影するのが難しい八坂の塔ですが、この日はいとも簡単に撮影できましたよ。

大谷祖廟の参道の前に到着しました。

大谷祖廟の最寄り駅は京阪電車の祇園四条駅です。

駅からは、東に徒歩約10分です。

参道

参道

参道の北側では、サツキが、割と多くの花を咲かせていました。

参道のサツキ

参道のサツキ

まだ見ごろには若干早い感じですね。

参道の南側のサツキは、咲き始めたばかりです。

咲き始めのサツキ

咲き始めのサツキ

南側の方が日当たりが悪いので、咲き始めたのが遅かったのでしょうね。

総門まで一直線に延びるサツキ。

サツキと総門

サツキと総門

総門は、安政4年(1857年)以前に移築されたものと考えられていましたが、近年の修復工事の際に見つかった棟札から文久2年(1862年)の建立であることがわかりました。

境内のサツキ

総門をくぐって境内に入ります。

境内

境内

まずは本堂にお参りをしましょう。

本堂

本堂

本堂は元禄14年(1701年)に建立されたもので、大谷祖廟の境内で最も古い建物です。

中に入ってお参りもできますよ。

境内にもサツキが所々に植えられています。

こちらのサツキは背が低いですね。

背の低いサツキ

背の低いサツキ

石段を上って御廟に向かいます。

御廟

御廟

御廟の唐門の扉が金色。

御廟には、浄土真宗の開祖の親鸞聖人の御骨が安置されています。

御廟も拝所も平成22年(2010年)に修復が行われています。

この時の修復で、御廟の唐門は檜皮屋根の葺き替えが行われ、それとともに唐門及び透塀(すきべい)の彫刻を創建当初の姿に復元しています。

ということは、江戸時代も、唐門の扉は金色だったんですね。

御廟にもお参りを済ませたので、石段を下りて本堂の前に戻ります。

本堂の前のサツキは、見ごろを迎えていました。

サツキと本堂

サツキと本堂

サツキは6月上旬まで見ごろを保っていると思います。

参道のサツキも、6月上旬に最も華やかになっていそうですね。

この後は、八坂神社にサツキを見に行きました。

なお、大谷祖廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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