元日に初詣に行った御香宮神社は大混雑・2019年

元日。

京都市伏見区の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に初詣に行ってきました。

御香宮神社には、年に何度かお参りをするのですが、元日に参拝するのは今回が初めてです。

京都市中心部から外れた市内の南に建っているので、初詣客は多くはなさそうに思うのですが。

大混雑の参道

御香宮神社は、近鉄電車の桃山御陵前駅または京阪電車の伏見桃山駅で下車し、東に5分ほど歩いた辺りに建っています。

伏見桃山駅が伏見稲荷大社の最寄り駅と間違えて下車する方も多そうで、駅の改札近くには、伏見稲荷大社の最寄り駅は伏見桃山駅であることを示す貼り紙があります。

その貼り紙に気づかず改札を出た方は、道路に建つ御香宮神社の大きな朱色の鳥居を伏見稲荷大社のものと勘違いしそうですね。

鳥居

鳥居

その朱色の鳥居をくぐり、少し歩くと御香宮神社の表門が建っています。

表門

表門

表門の前に正月らしく門松が置かれていましたよ。

門松

門松

表門をくぐると、参道には予想外の長蛇の列ができていました。

参道

参道

御香宮神社の参道は100メートルくらいあると思うのですが、表門近くまで行列ができているということは、本殿にお参りをするのに相当な時間がかかりそうです。

お参りをせずに帰ろうかとも考えたのですが、意外と早くお参りができるかもしれないと思い、列に並ぶことに。

しかし、期待とは裏腹に行列の進みは非常に遅いです。

私が列に並んだのは、午後12時25分頃だったのですが、午後1時になっても半分くらいしか進みません。

途中であきらめて列から外れる方もいたのですが、もうここまで来たら本殿にお参りするまで列に並んだ方が良いでしょう。

ようやく割拝殿が見えてきました。

割拝殿

割拝殿

割拝殿は、建物の中央が通路になっている珍しい拝殿です。

特に御香宮神社の割拝殿は、装飾がきれいです。

割拝殿の装飾

割拝殿の装飾

遠くから割拝殿の装飾を眺めながら時間が経つのを待つことに。

コイが滝を登っている姿など、装飾は様々です。

そして、1時間10分ほど並んで本殿にお参りをすることができました。

御香宮神社は、安産開運厄除にご利益がありますから、出産を控えている方、幸運を引き寄せたい方は、しっかりとお参りをしておきたいですね。

やっと行列から外れ、東側から本殿を眺めます。

本殿

本殿

御香宮神社は、創建年はよくわかっていないようですが、貞観4年(862年)に清和天皇より御香宮の名を賜ったと伝えられています。

また、式内社の御諸神社(みもろじんじゃ)とする説もあります。

御香宮の名は、当地に香りの良い水が湧きだし、これを飲むと病気がたちまち治ったことから名づけられたそうで、境内には、御香水の井戸があります。

御香水の井戸の前のお供え

御香水の井戸の前のお供え

その井戸の前には、お供えがありましたよ。

普段は、このようなお供えはないのですが、お正月だから供えているのでしょうか。

境内には、たくさんのおみくじがくくりつけられていました。

おみくじ

おみくじ

あれだけ多くの人が参拝しているので、おみくじの数も多いですね。

社務所の近くでは焚火をしていました。

焚火

焚火

古くなったお守りなどを炊き上げているのでしょうか。

私が御香宮神社にいる間は、空が晴れて暖かったので、焚火に当たらないといけないほど寒くはありませんでした。

それでも、午後は雲が目立つ天気となり冷え込んできましたから、この火で体を温めた方は多かったのではないでしょうか。

本殿にお参りを済ませたので、そろそろ御香宮神社から出ることに。

表門の外の行列

表門の外の行列

この後、近くの乃木神社に参拝に行ったのですが、その帰りに御香宮神社の表門前にやって来ると、さらに行列が増えて道路まで続いていましたよ。

なお、御香宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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