平成31年(2019年)の元旦。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に初詣に行ってきました。
平成最後の初詣なので、皇室とも関係の深い当宮を訪れることに。
という理由ではなく、毎年、石清水八幡宮に初詣に行くことにしており、このブログの新年最初の記事も、毎年、石清水八幡宮の元日の様子を紹介しています。
晴天の元旦
石清水八幡宮は、京阪電車の八幡市駅からケーブルに乗車し、男山の山上で下車するのが便利です。
私は、いつも山道を通り、山上の駐車場から境内に入ります。
時刻は午前11時30分頃。
神苑は、初詣客でにぎわっていました。
神苑から参道へ。
いつもながら、元旦の参道は人が多いです。
でも、参道の幅が広いため、前に進まなくなるといったことはないですね。
供御所で、古い八幡御神矢とお守りを渡し、南惣門をくぐって本殿に向かいます。
本殿の前には、たくさんの人が並んでいます。
でも、一度に何人もお参りできるので、それほど待つことはありません。
特に左右どちらかから本殿に進むと、5分程度でお参りを済ませることができますよ。
石清水八幡宮は、厄除のご利益が有名ですから、厄年の方は厄払いの祈願もしてもらうと良いでしょう。
ちなみにお祓いをしてもらうと、石清水八幡宮の御神水をいただけます。
本殿にお参りを済ませた後は、新しい八幡御神矢を授かるために神楽殿へ。
八幡御神矢の初穂料は3千円です。
特別な八幡御神矢は5千円。
私は、毎年、通常の八幡御神矢を授かっています。
初穂料を納めて受け取った八幡御神矢は、いったん神楽殿で預かってもらいます。
そして、神楽殿で、巫女さんに清めてもらった八幡御神矢を授かります。
厄除開運の八幡御神矢ですから、今年1年間、良い運に恵まれることでしょう。
本殿の裏にやって来ました。
こちらには、摂社や末社がたくさん並んでいます。
その中に男性の守護神の若宮社があるので、こちらにお参りをします。
若宮社の隣には、女性の守り神の若宮殿社もありますよ。
若宮殿社に参拝する方は多いですね。
男性よりも、女性の方が信心深いのでしょう。
本殿と若宮社にお参りを済ませたので、混雑しないうちに境内から出ることに。
帰りは、裏参道から下山します。
昨年9月の台風21号では、裏参道も被害を受け、通行できなくなっていたのですが、元日までに復旧されていました。
でも、一部通れない参道があったので、まだ完全には復旧していないようです。
裏参道から降りると、多くのお店が並び、活気がありました。
その活気がある参道を北に進むと、頓宮(とんぐう)が建っています。
この頓宮は、徒然草に出てくる仁和寺の僧が、石清水八幡宮の本殿と間違えてお参りした建物です。
頓宮は、一ノ鳥居をくぐって最初に目にする大きな建物なので、これを本殿と間違える人は、今もいるかもしれませんね。
石清水八幡宮では、今年の干支であるイノシシの縁起物も授かりました。
親子のイノシシがかわいらしいです。
きっと、運を開き、福を招いてくれることでしょう。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。