4月上旬に京都市中京区の二条城を訪れました。
二条城は、京都市内に残る数少ないお城です。
京都市中心部に広大な敷地を持つ二条城は、春になるとたくさんの桜が咲くことから、多くの旅行者や観光客の方がお花見に訪れますね。
入城料100円引き
二条城は、地下鉄二条城前駅を出てすぐの場所にあります。
駅を出ると、大きな外堀が見えるので道に迷うことはありません。
二条城の入城料は600円です。
でも、私は京都市営地下鉄の1日乗車券を持っていたので100円引きで入ることができました。
ちなみに地下鉄の1日乗車券の料金は600円で、二条城の他にも、京都市動物園、京都水族館、京都鉄道博物館、京都府立植物園などで割引優待を受けれます。
また、地下鉄沿線には、京都御苑、南禅寺、醍醐寺など有名な観光名所が多数あるので、1日乗車券を購入しておけば充実した京都観光ができますよ。
東大手門を過ぎ、唐門をくぐって二の丸御殿にやってきました。
玄関で靴を脱ぎ、二の丸御殿の中を拝観します。
大広間では、大政奉還の場面が再現されていますよ。
二の丸御殿の拝観は、2019年4月より拝観料が400円必要になります。
それまでは無料ですから、二の丸御殿の拝観はお早めに。
二の丸御殿を出た後は、二の丸庭園に向かいます。
二の丸庭園には、あまり桜はありませんが、御所御車返し桜が丸々とした花を咲かせていましたよ。
でも、御所御車返し桜は、見ごろを過ぎていました。
天守閣から桜の園へ
入り口の東大手門で桜の開花状況が表示されていましたが、それによるとソメイヨシノとヤマザクラは花吹雪、枝垂れ桜と里桜が満開となっていました。
二の丸庭園から西に歩き天守閣跡にやってきました。
城内の西側を見下ろすと、たくさんの桜が咲いているのが見えます。
天守閣跡から下りて、西側の休憩所にやってきました。
この辺りには、多くの八重紅枝垂れ桜が植えられており、ちょうど見ごろを迎えていましたよ。
こちらの八重紅枝垂れ桜も満開。
この八重紅枝垂れ桜の近くでは、テレビのロケが行われていましたよ。
休憩所から南に歩きます。
遊歩道わきの八重紅枝垂れ桜も、晴天の下で美しい姿を見せれくれました。
城内の南西角から東に向かって歩き、南中仕切門をくぐると桜の園があります。
その名のとおり、多くの桜が植えられています。
桜の園で目立つのは、遅咲きの八重桜です。
これら八重桜のことを二条城では里桜と呼んでいます。
里桜には、関山、一葉、松月など様々な品種があり、少しずつ開花時期が異なっています。
例年だと、京都市内の八重桜は、4月中旬から下旬に見ごろを迎えるのですが、2018年は桜の開花がとても早く、4月上旬で八重桜が見ごろを迎えているところが多くなってますね。
二条城の桜の園全体でも見ごろですが、まだ満開とまでは行ってない里桜が多くありますから、しばらくはお花見を楽しめそうです。
清流園と緑の園の八重紅枝垂れ桜
桜の園から北に歩き、清流園にやってきました。
清流園には、八重紅枝垂れ桜が多く植えられており、こちらも見ごろとなってましたよ。
私が訪れた日は、清流園で「花見の宴」が催されていました。
花見の宴は、優雅な茶会で、桜を見ながらお食事ができる企画です。
料金は1人3,500円、着物を着ていると3,000円とのこと。
清流園の東側の緑の園では、お花見広場が設けられていました。
お花見広場では、いろんなお店が出ており、休憩しながら飲食ができるようになってます。
雅な琴の演奏もあり、その音色が八重紅枝垂れ桜をより美しく感じさせてくれましたよ。
緑の園の八重紅枝垂れ桜は、どれもきれいな花を咲かせています。
広大な敷地で、多くの八重紅枝垂れ桜が一度に見ごろを迎えた風景は言葉にできないほどきれいでした。
一通り二条城の桜を見たので、外に出ることに。
帰りは、200円の寄附をして唐門がデザインされた缶バッジをいただきましたよ。
なお、二条城の詳細については以下のページを参考にしてみてください。