3月下旬から5月末まで開催されている「伏見名水スタンプラリー」も、いよいよ6ヶ所目です。
11ヶ所の名水が出る場所に訪れてスタンプを集めるイベントなので、今回で中間地点ですね。
訪れたのは乃木神社です。
白く濁っていた勝水
乃木神社は、京阪電車の伏見桃山駅から東に徒歩約20分ほどの場所にあります。
JR桃山駅からだと10分ほどですが、伏見名水スタンプラリーは京阪電車の企画なので、その他のスタンプ設置場所に訪れることを考えると、京阪電車を利用するのが便利ですね。
乃木神社は、明治時代の軍人である乃木希典(のぎまれすけ)を祀った神社です。
乃木将軍は、日露戦争で旅順を攻撃し陥落させましたが、同時に多くの犠牲者も出しました。
そのため、乃木将軍は名将と評価されることもあれば、愚将という評価を受けることもあります。
乃木神社の本殿にお参り。
勝運を授けてくれる神社なので、勝負事の前に訪れると、良い結果を得られそうですね。
乃木神社から湧き出している名水は勝水(かちみず)です。
勝水は、本殿の左前から流れ出しており、参拝者はこの水で手を洗い口をゆすぎます。
勝運と家族の幸運を願って勝水で手と口を清めるのが習わしだとか。
また、はんなりとしたのど越しが美味と評判で、遠方から勝水を飲料水として汲みに来る人もいるそうですよ。
それでは、私も勝水を汲ませてもらうことに。
と、思ったのですが、龍の口から流れ出している水が、何やら白く濁っています。
これを飲んでも大丈夫なのかと心配に思っていると、手水鉢の近くに注意書があったので読んでみました。
水脈中の崩落と考えられる濁りが出ることがあります。
細菌性は、検出されていませんが、そのような時は汲み置きを控えて下さい。
ということです。
心配なので、今回は勝水を汲むのは控えましょう。
本殿に参拝を終えたところで社務所へ向かいます。
その目的は、もちろんスタンプを押印するためです。
これでスタンプが6つ集まりました。
残りは5つ。
半分以上スタンプを押印したので、先が見えてきましたよ。
それにしても初夏の乃木神社は、青葉がとてもきれいです。
境内には、それほど参拝者もいなかったので、のんびりと境内を散策できましたよ。
勝水は、次回お参りするときに汲むことにしましょう。
その時には、濁っていないと良いのですが。
なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。