最勝院でひっそりと咲くキキョウ・2020年

7月下旬に京都市左京区の南禅寺に参拝した後、近くの最勝院を訪れました。

最勝院は、南禅寺の近くに建っているのですが、参拝する人は少な目です。

特に旅行者や観光客が少なくなる夏は、境内で人の姿をほとんど見かけませんね。

本堂前で咲くキキョウ

最勝院の最寄り駅は、地下鉄の蹴上駅です。

駅からは、北東に10分ほど歩けば最勝院の参道前に到着します。

南禅寺境内から水路閣を抜けて、東に少し歩いたところですね。

参道

参道

最勝院の参道は、カエデの緑や水路閣の水の流れのためか、気温がやや低く感じます。

参道を進み、山門をくぐって境内へ。

境内

境内

正面に本堂が建っているのでお参りをしましょう。

本堂の前ではキキョウが咲いていました。

キキョウ

キキョウ

無人の境内で誰にも見られることなく、ひっそりと咲くキキョウの花は、自由な時間を満喫しているようであります。

キキョウのアップ

キキョウのアップ

キキョウの近くには、タヌキの夫婦もいますよ。

キキョウとタヌキの夫婦

キキョウとタヌキの夫婦

いつも、仲睦まじい姿を参拝者に見せてくれます。

アジサイもまだ咲いていました。

アジサイ

アジサイ

カラカラに乾燥しつつありましたが、まだきれいな姿を保っています。

最勝院の境内は、山の中にあり、日陰が多いです。

アジサイがまだ残っていたのは、それが理由なのかもしれません。

先ほどのタヌキの夫婦の近くには、縁結びの松が植えられています。

縁結びの松

縁結びの松

この縁結びの松は、カエデとサルスベリの木がくっついている珍しい松です。

一体どうやってくっついたんでしょうね。

本堂の隣のお地蔵さんたち。

お地蔵さんたち

お地蔵さんたち

お地蔵さんたちには、日があたって暑そうです。

それでも、無言で立ち続けている姿に我慢強さを感じます。

本堂の前のカエデの葉が、まだ鮮やかな黄緑色をしていました。

本堂とカエデ

本堂とカエデ

カエデの葉は、そろそろ深緑色になり、木の上の方が赤くなり始める頃ですが、境内に日差しが入りにくいので、最勝院のカエデは、新緑に近い色を保っています。

そろそろ境内から出ることにしましょう。

アジサイとカエデと山門

アジサイとカエデと山門

最後に境内を見渡すと、夏の雰囲気が漂っていました。

例年なら、梅雨明けしていてもおかしくないのですが、今年の京都はなかなか梅雨が明けません。

雨の日が続きますが、気温が上がらないのはありがたいですね。

なお、最勝院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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