6月中旬に京都市西京区の善峯寺を訪れました。
遊龍の松や開山堂からの絶景を眺めた後は、桜あじさい苑に向かいます。
桜あじさい苑は、その名のとおり、春にはたくさんの枝垂れ桜が花を咲かせ、梅雨にもまた多くのアジサイが苑内を彩ります。
山の斜面を上り下りしながら見るアジサイ
桜あじさい苑の入り口には、「善峯白山櫻あじさい苑」と刻まれた石柱が立っています。
その石柱の周囲では、すでに赤色のアジサイがたくさん咲いていました。
桜あじさい苑は、山の斜面に設けられています。
見下ろす桜あじさい苑は、緑がいっぱい。
アジサイもたくさん咲いているのですが、写真だとほとんど見えないですね。
桜あじさい苑に建つお堂には、幸福地蔵(しあわせじぞう)が祀られています。
徳川5代将軍綱吉の生母である桂昌院が、幸せを願い拝んだと伝わる約300年前のお地蔵さんです。
自分以外の幸せを願って拝みましょう。
幸福地蔵が祀られているお堂から見下ろす景色も見事ですよ。
山の斜面を下ります。
遊歩道わきでは、アジサイがいっぱい。
水色のアジサイが目立ちますね。
梅雨は、やはり緑色のアジサイがきれいに感じます。
さらに坂道を下って行きます。
両脇には、水色だけでなく赤色や白色のアジサイもいっぱい。
木々の緑や青空を背景に見るアジサイも美しいです。
アジサイは、雨の日の方がしっとりとして見えますが、青空の下で見るアジサイも爽やかさを感じられて良いものです。
桜あじさい苑の一角から流れ出る白山名水。
善峯寺開山の源算上人が、写経に用いた名水とのこと。
桜あじさい苑の下まで行ったところで、今度は坂道を上ります。
遊歩道わきの水色のアジサイが、日差しを浴びています。
葉が光を反射してまぶしいです。
幸福地蔵のお堂の下で咲くアジサイ。
白山社付近の灯籠の前では、白色や薄い紫色のアジサイの花もたくさん咲いていました。
青空の下、たくさんの見ごろを迎えたアジサイを見られ、清々しい気分になりましたよ。
善峯寺の桜あじさい苑は、混雑するほどではありませんでしたが、人が多かったです。
桜の時期よりも、多かったように思います。
桜あじさい苑のアジサイは、6月いっぱいは見ごろを保っていそうですよ。
この後は、いったん善峯寺から出て、三鈷寺に参拝します。