4月末。
京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、桂川、宇治川、木津川の三川合流地点にある堤防で、1km以上に渡って桜が植えられています。
4月上旬には満開の桜並木を見られることから、多くの観光客の方が背割堤を訪れますが、桜が咲いていない時期は、ほとんど人がいません。
緑色の桜並木
背割堤は、京阪電車の石清水八幡宮駅から北に10分ほど歩いた辺りにあります。
木津川に架かる御幸橋を渡り、背割堤の入り口付近にやってきました。
桜並木は、緑色になり初夏らしい姿となっています。
訪れている人は、やはり少ないですね。
背割堤の桜並木の中を歩きます。
満開の時の薄紅色の桜並木もきれいですが、青々とした桜並木も清々しさを感じられて良いものです。
ただ歩いているだけで、心が落ち着いてきますね。
堤防から芝生に下ります。
青空が広がり、とても爽やかな風景です。
思わず、芝生に寝転びたくなりますね。
青々とした桜を見ながら芝生の上を歩きます。
今年は、新型コロナウイルスの影響で、桜が満開の時に背割堤を訪れることができなかった人が多かったと思います。
私は、今年も背割堤の桜を見ることができましたが、例年よりも人が少なく寂しい感じでした。
再び堤防に上ります。
真っ白な花が満開になっているのを見て、まだ桜が咲いているなと思ったら、ハナミズキでした。
初夏になると、街中でも、白色や赤色の花を咲かせたハナミズキを見られます。
ハナミズキの向こうに見えるのは、男山です。
この日は、男山の山頂に建つ石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の展望台にも訪れ、京都の街並みを眺めてきました。
背割堤は、桜並木の南側を歩くのが定番ですが、私は北側の小道を歩くのが好きです。
芝生と木々しか見えない小道を晴れた日に歩いていると無心になれます。
再び、堤防の南側の芝生に戻ってきました。
足元では、ムサキサギゴケが小さな花をたくさん咲かせています。
気付かずに踏んづけてしまう人もいるかもしれません。
タンポポも咲いていました。
初夏は、様々な草花を見ることもできますね。
背割堤の入り口近くに戻ってきました。
堤防から北に目をやると、宇治川がゆっくりと流れていました。
背割堤では、時間もゆっくりと流れているように感じましたよ。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。