3月末に知恩院に桜を見に行った後、北西に約10分歩き、要法寺(ようぼうじ)に参拝しました。
要法寺は、人通りが多い三条大橋からそれほど離れていないのに訪れる人が少なめ。
この時期も、本堂の前に植わった2本の三春滝桜が花を咲かすのですが、参拝者は増えません。
おかげで心静かに花見ができるのがありがたい。
静寂の境内
要法寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から東に約5分歩くと到着します。
駅からだと三条通から1本北の道に面した西門から境内に入るのが近いですが、今回は、南側の表門から入ることに。
と言っても、一般の参拝者は表門をくぐれないので、その脇にある通用口をくぐります。

表門
境内に入ると、正面に鐘楼、その後ろに立派な本堂が建ち、青空の下、黒光りする重厚感ある姿にどことなく威圧感が漂う。

鐘楼と本堂
本堂の前には清涼池があり、それに架かる石橋の前から本堂を正面に眺めます。

正面から見る本堂
左右に三春滝桜が植わっているのですが、その前に2本の松があり、正面から本堂と桜を撮影するのが難しい。
それでは、本堂にお参り。
この日も、いつもと変わらず境内は静か。
参拝者は他に1人しかいませんでしたよ。
三春滝桜が見ごろ
本堂にお参りを済ませた後は、三春滝桜をじっくり観賞。
まずは、左前の三春滝桜から。

左前の三春滝桜
もう満開であります。
紅色が薄くなってきているので、そろそろ散り始めそう。
なんとか見ごろに間に合いました。
三春滝桜の北西に建つのは開山堂。

三春滝桜と開山堂
ここからの眺めも美しい。
本堂の右前に植えられている三春滝桜は、まだ紅色が濃く、左前のものより開花が遅かったようです。

右前の三春滝桜
要法寺に三春滝桜があるのを知ったのは10年前。
その時は、土に枝が1本刺さっているくらいの細さでしたが、今は人の背より高く育ち、周囲に枝を支える木も設置されるほどに。
このまま順調に育てば、あと10年くらいで屋根に到達するのでは。
本堂と2本の三春滝桜を撮影。

三春滝桜と本堂
上の方の枝は、ボリューム満点で、傘に粉雪が積もったような姿に。

見上げる三春滝桜
枝先も、びっしりと花がつき、なかなかの見ごたえ。

三春滝桜の枝先
三春滝桜に見とれていると、海外からお越しの家族が境内に入ってきました。
とうとう、要法寺でも桜を見られることが海外に知れ渡ったかと思いましたが、どうやら、たまたま通りかかったみたい。
あまり桜に関心を示すことなく、境内から出ていきました。
要法寺は、まだ穴場の桜の名所ですが、いずれは多くの人に知れ渡るに違いない。
上京区の本満寺も、以前は知る人ぞ知る枝垂れ桜の名所でしたが、今は定番となり春に大勢の参拝者が訪れるようになっています。
要法寺で静かに桜を観賞できるのは今だけでしょうね。
三春滝桜を思う存分楽しんだので、そろそろ要法寺から出ることに。
帰りは西門をくぐります。
その前に振り返り、もう一度、境内全体を眺める。

境内
こうやって見ると、まだ三春滝桜は背が低い。
これなら、まだ西門の外から気づかれることはなさそうです。
要法寺の三春滝桜は、3月末に満開になっていました。
左前のものは4月に入ってすぐに散り始めそうですが、右前のものは4月5日くらいまで見ごろが続くと思われます。
なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。