元日に初詣に行った豊国神社・2023年

元日。

京都市東山区の豊国神社に参拝しました。

普段の豊国神社では、国宝三唐門の一つに数えられる唐門が閉ざされているのですが、正月三箇日は開門され、本殿の正面に行くことができます。

以前にも、元日に豊国神社に参拝したことがありますが、それは随分と前なので、今年は久しぶりに元日に当社を訪れることにしました。

兜をかぶった兎

豊国神社には、京阪電車の七条駅から北東に約7分歩くと到着します。

市バスだと、「博物館三十三間堂前」から北に徒歩約3分です。

正面通の豊国神社の鳥居の前にやって来ました。

正面通

正面通

広々とした正面通は、意外と車が走っていません。

でも、元日ということもあって、境内に入っていく車が普段より多いですね。

鳥居の前には、京都十六社朱印めぐりの案内が出ていました。

今年は、元日から2月15日まで実施されており、各神社で300円で御朱印をいただけます。

十六社すべてで御朱印をいただくと、記念品が授与されますよ。

鳥居をくぐって境内に入ります。

参道

参道

写真だと人が少なく見えますが、実際には、普段よりも多くの参拝者で賑わっていました。

豊国神社は、豊臣秀吉を祀っている神社で、参道のわきには、彼の像が置かれています。

豊臣秀吉と唐門

豊臣秀吉と唐門

扉が開いている唐門の前には、兜をかぶったウサギがいました。

兜をかぶった兎

兜をかぶった兎

このウサギは、京都美術工芸大学の学生さんが制作したものです。

昨年は、同じ場所に招福白虎がいましたが、卯年になったことで役目を終えたようです。

本殿に参拝

唐門をくぐって本殿がある敷地に進みます。

拝殿の前には、長い行列ができていますね。

拝殿

拝殿

100人くらいは並んでいるでしょうか。

本殿の前の拝所は、2人分くらいの広さしかないので、一度に参拝できる人の数が少なく、100人くらいの列でも10分以上待たなければなりませんでした。

徐々に本殿に近づいてきました。

本殿

本殿

そして、本殿の前まで来たところで、お賽銭を入れお参りをします。

出世開運を授けれくれる神社ですから、昇進を祈願しておくと良いでしょう。

本殿の隣には、豊臣秀吉の正室の北政所(きたのまんどころ)を祀っている貞照神社もあります。

貞照神社

貞照神社

こちらも、普段は正面まで来ることができないので、しっかりとお参りしておきましょう。

本殿に参拝を済ませた後は、唐門から出て、境内の北側に祀られている稲荷大明神のもとへ。

稲荷大明神

稲荷大明神

お稲荷さんと言えば、商売繁盛のご利益ですから、仕事がうまくいくようにお願いしておきたいですね。

唐門の前では、卯年の巨大絵馬も設置されていました。

卯年の巨大絵馬

卯年の巨大絵馬

黒色のウサギと豊臣家の桐の紋、そして、波が描かれています。

当社が出世開運のご利益を授けてくれることも、しっかりと書かれていましたよ。

授与所では、様々なおみくじが引けるようになっていました。

おみくじ

おみくじ

左から幸福おみくじ、金勝みくじ、戦国武将みくじです。

どれでも、好きなおみくじを引いてください。

元日の豊国神社は、さすがに普段よりも人が多かったです。

以前に参拝した時は、もっと少なかったんですけどね。

時間帯によって初詣客が多い時と少ない時があるのでしょう。

出世開運をお願いしたい方は、ぜひ、豊国神社に新年の早い時期に参拝してください。

この後は、北隣の方広寺に参拝します。

なお、豊国神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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