11月下旬に京都市東山区の円山公園に紅葉を見に行った後、北隣に建つ知恩院に参拝しました。
知恩院もまた、この時期には紅葉を見ることができ、旅行者や観光客の方が多く訪れますね。
境内を歩きながら紅葉を観賞
知恩院には、地下鉄の東山駅から南に約6分歩くと到着します。
大きな三門が建っているので、迷うことはないですね。
今回は、円山公園から知恩院に向かったので、境内の南東角から境内に入りました。
境内の南東には、除夜の鐘で有名な大きな梵鐘を吊るした大鐘楼が建っていますよ。
大鐘楼の周りに多くのカエデが植えられているのですが、日当たりが良くないためか、あまり紅葉していませんでした。
ここのカエデが真っ赤に色づいたのを見たことがないですね。
大鐘楼から石段を下りていきます。
石段脇のカエデも、真っ赤にはなっておらずオレンジ色でした。
石段を下りた場所には池があり、その周辺では、紅葉が見ごろを保っていました。
足元には、散ったモミジが目立ちます。
そろそろ秋の終わりが近づいていますね。
池から北に歩いていくと、右手に智慧乃道と呼ばれる長い石段があります。
智慧乃道の塀際の紅葉は、良い色付きです。
紅葉を見ながら、ゆっくりと石段を上っていきます。
石段を上りきると左に門があるのでくぐります。
門をくぐった右手の石段上にお堂が建っており、その近くの紅葉が真っ赤でした。
ここのカエデは、毎年、鮮やかな赤色に染まります。
上の方の枝の葉は、かなり散っていましたが、それでも、全体的に見ごろを維持していました。
それでは、勢至堂の中に入ってお参りをしましょう。
先ほど見たお堂がある石段を上っていくと、法然上人御廟の拝殿が建っています。
拝殿近くのカエデは、ややオレンジ色に近い赤色でした。
モミジの色が、青空に映えます。
智慧乃道を降り、御影堂(みえいどう)の前を西に向かって歩きます。
そして、阿弥陀堂の近くにやって来ました。
この付近には、冬桜が植えられています。
花は咲き始めたばかりですね。
帰りは、境内の北西角にある北門をくぐり、石段を下りて黒門から外に出ます。
北門から黒門に続く石段付近にも、比較的多くのカエデが植えられていますが、ここまで紅葉を見に来る人は少なめです。
見上げると、紅葉が日差しを受け透き通るような赤色になっていましたよ。
知恩院の紅葉は、11月下旬に散り始めていました。
それでも、カエデは、多くの葉を残していたので、12月5日頃までは紅葉を楽しめたのではないでしょうか。
この後は、建仁寺に紅葉を見に行きます。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。