京都御苑の近衛邸跡で糸桜が見ごろに近づく・2022年

3月下旬に京都御苑を訪れ出水の枝垂れ桜を見た後、御苑内の北側にある近衛邸跡に向かいました。

近衛邸跡には、糸桜と呼ばれる枝垂れ桜が植えられています。

糸桜は、早咲きのものと遅咲きのものがあり、前者は3月20日頃に見ごろを迎えます。

近衛邸跡の糸桜が満開になると、京都では次々と桜が開花しますね。

新しい建物が建設されている

近衛邸跡には、地下鉄の今出川駅で下車し今出川通を東に約3分歩いて、今出川御門から京都御苑に入ると到着します。

近衛邸跡の入り口に植えられている糸桜は、ほぼ見ごろになっていました。

近衛邸跡の入り口

近衛邸跡の入り口

その糸桜の下を歩いて近衛邸跡の中に入ります。

糸桜の枝先

糸桜の枝先

近衛邸跡では、新しく建物が建設されていました。

建設中の建物

建設中の建物

この建物は、2021年10月14日から工事が始まった新しい休憩所とのこと。

建物はほとんど完成していました。

中は、まだ作業中のようです。

段ボール箱に入ったテレビが置かれていたので、中にテレビが設置されるのではないでしょうか。

近衛池のほとりの糸桜が見ごろ

近衛池の近くの大きな椿の足元には、赤色の花がたくさん散っていました。

散った椿の花

散った椿の花

春は、椿もきれいに咲きますが、中には冬を終えると散るものもあります。

近衛池のほとりに植えられている糸桜も見ごろを迎えていました。

近衛池のほとりの糸桜

近衛池のほとりの糸桜

近衛池は、ここ数年水が抜かれていたのですが、この日は水が入っていました。

糸桜と近衛池

糸桜と近衛池

近衛池も整備が行われたようで、以前よりもきれいになっていましたよ。

日本庭園にある池のような景観です。

糸桜と一緒に見る近衛池が風流ですね。

もっと池に近づきたかったのですが、芝生の養生中で、少し離れた場所からしか池を見ることができませんでした。

芝生に植えられている糸桜は、5分咲き程度まで咲き進んでいました。

芝生と糸桜

芝生と糸桜

空が曇っていたので、どの程度咲いているのかわかりにくい写真になってしまいました。

入り口付近の糸桜と一緒に見る京都御所の朔平門(さくへいもん)。

糸桜と朔平門

糸桜と朔平門

遅咲きの糸桜も、つぼみが膨らみ開花寸前でした。

遅咲きの糸桜

遅咲きの糸桜

2022年の京都は、3月24日にソメイヨシノが開花しています。

遅咲きの糸桜も、ソメイヨシノに遅れるものかと言わんばかりに例年より早く開花しそうです。

近衛邸跡を出て、東に向かって歩きます。

途中、中山邸跡のヤマザクラも咲き始めていましたよ。

中山邸跡の山桜

中山邸跡の山桜

近衛邸跡の糸桜は、一部で見ごろを迎えていました。

全体的に見ごろになるのは、3月26日頃になりそうですよ。

この後は、清浄華院に蜂須賀桜を見に行きます。

なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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