梅雨入り前に参拝した真如堂・2020年

6月上旬に京都市左京区の金戒光明寺に参拝した後、北隣に建つ真如堂にも参拝しました。

真如堂は、春の桜と秋の紅葉が人気のお寺ですが、その他の季節も、様々な植物を観賞できます。

6月は、アジサイもきれいですし、サツキやボダイジュの花も見られますね。

緑色の境内

真如堂には、市バス停「錦林車庫前」から西に5分ほど歩くと到着します。

境内西側の赤門から入る場合は、徒歩約8分ですね。

その赤門の前にやってきました。

赤門前

赤門前

桜の木は、深い緑色の葉をたくさん付けています。

赤門をくぐった先の参道でも、カエデが緑色の葉をたくさん付けていました。

参道

参道

空が曇っていることもありましたが、カエデの青葉は、緑色に深みがありましたよ。

カエデの青葉を見上げながら参道を進むと、葉の間から三重塔が現れます。

カエデと三重塔

カエデと三重塔

この角度から見上げる三重塔は、真如堂ならではですね。

参道を上りきった先に見える大きな建物は本堂です。

本堂

本堂

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂の右前に植えられているボダイジュは、そろそろ花を咲かせる頃だと思ったのですが、まだつぼみでした。

ボダイジュのつぼみ

ボダイジュのつぼみ

でも、開花は迫っているようです。

ボダイジュは、花期が短く、数日しか咲いていないので、なかなかその花を見ることができないんですよね。

明るい黄色の花を咲かせているのは、キンシバイです。

キンシバイ

キンシバイ

手水鉢には、アジサイとキンシバイが飾られており、梅雨らしさを感じられました。

花手水

花手水

とは言え、京都はまだ梅雨入りしていないのですが。

アジサイも咲き始めていました。

アジサイと新緑と三重塔

アジサイと新緑と三重塔

黄緑色のカエデの葉と三重塔を背景に見ると、青色の花がより鮮やかに見えましたよ。

赤崎弁天前の池のほとりでは、サツキも多くの花を咲かせていました。

サツキ

サツキ

本堂の裏にやってきました。

この辺りは、地面にコケが生えており、カエデも多く植えられているので、全体的に緑色です。

本堂裏の新緑

本堂裏の新緑

コケは、やや乾燥した感じでしたが、梅雨に入れば、しっとりとした緑色になることでしょう。

本堂の東側に設けられている紫陽花園でも、アジサイが咲き始めていましたよ。

紫陽花園のガクアジサイ

紫陽花園のガクアジサイ

まだ、咲き始めたばかりなので、華やかさがイマイチでしたが、中には見ごろを迎えているガクアジサイもありました。

紫陽花園が見ごろを迎えるのは、6月中旬からでしょうね。

6月20日前後に真如堂に訪れると、きれいなアジサイを見られそうです。

この後は、南禅寺に参拝しました。

なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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