11月下旬。
京都市東山区の豊国神社に参拝しました。
豊国神社は、豊臣秀吉を祀る神社です。
豊臣秀吉と言えば、百姓から成り上がり、天下統一した人物として知られていますね。
そのため、豊国神社は、出世開運のご利益を授けてくれると崇敬されています。
さて、晩秋の豊国神社は、数は多くないものの紅葉を見ることができます。
今回の参拝は、紅葉を見ることが目的であります。
入り口付近のイチョウとカエデ
豊国神社は、京阪電車の七条駅から北東に約6分歩いた辺りに建っています。
市バスだと「博物館三十三間堂前」から北に徒歩約3分です。
入り口の石段上には鳥居が建ち、その近くのイチョウがきれいに黄葉しているのが見えます。
石段下を少し南に歩くと、カエデも植えられており、こちらもきれいに紅葉していました。
まさに見ごろです。
見上げると、モミジの奥にイチョウが見えます。
赤色と黄色が混ざる景色は、晩秋らしいですね。
境内で色づく木々
石段を上ります。
間近にイチョウを見ると、ちょっと葉が少なくなっているように見えます。
地面には、葉がそれほど散っていませんから、このようなイチョウなのでしょう。
昨年9月の台風21号の影響で、枝が折れているのかもしれません。
境内では、様々な木々が思い思いに秋色に染まっていました。
唐門の前にやって来ました。
豊国神社の唐門は、西本願寺や大徳寺の唐門とともに国宝三唐門のひとつに数えられています。
それでは、お参りをしましょう。
豊国神社は、唐門よりも奥に入ることはできませんから、唐門の前からのお参りになります。
正月三箇日には、本殿の前まで行ってお参りできますよ。
唐門の奥に建つ拝殿越しに紅葉が見えます。
唐門の奥には、比較的多くのカエデが植えられているので、11月にも唐門の奥に入ってお参りできれば良いのですが。
手水鉢の水面には、入り口付近のイチョウが映っていました。
入り口近くに建つ「豊國神社」と刻まれた石柱と一緒に見るモミジとイチョウ。
最後に黄葉したイチョウと一緒に境内全体を眺め、豊国神社から出ました。
11月下旬の豊国神社は、人が少なかったです。
普段から参拝者がそれほど多くない神社ですが、紅葉の時期でも、あまり人が増えてはいません。
境内は、秋らしい色に染まっていましたが、カエデの数が少ないので、今後も秋に参拝者が急増することは滅多にないでしょうね。
この後は、養源院に紅葉を見に行きました。
なお、豊国神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。