7月17日の夕方に八坂神社で行われた祇園祭の神幸祭。
舞殿から降りた3基の神輿が、南楼門から境内を出て、それぞれの氏子区内を巡ります。
その後は、西楼門前に集合し、さし回しをしてから、寺町四条の御旅所まで渡御します。
祇園石段下の神輿のさし回し
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から東に5分ほど歩くと到着します。
神輿渡御が始まる午後6時頃は、四条通が大混雑するので、八坂神社に向かうのは困難です。
また、入り口の西楼門に着いても、この時間帯は西楼門から境内に入れなくなっています。
八坂神社の本殿前から参道を西に進み西楼門にやってきました。
しかし、西楼門をくぐることはできないため、神輿渡御は、西楼門の内側から見ることに。
四条通を西に宮本組神宝奉持列が進んでいきます。
東大路通の南側から素戔嗚尊(すさのおのみこと)を奉祀する中御座の神輿が祇園石段下に進んできました。
沿道はすごい人。
舁き手の数も多く、お祭りの雰囲気が盛り上がってきました。
次に登場したのは、子供たちが担ぐ東若御座の神輿です。
その後、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を奉祀する東御座の神輿が祇園石段下の北側へ。
そして、八柱御子神(やはしらのみこがみ)を奉祀する西御座の神輿が祇園石段下の南側に進みます。
私の位置からだと、西楼門が邪魔して中御座の神輿と東若御座の神輿しか見えません。
神輿が勢ぞろいしたところで、神輿出発式が始まりました。
神職の方や京都市長などのあいさつがあり、最後にお祓いをして、いよいよ神輿が動き出します。
舁き手たちが掛け声をかけ合い、神輿を担ぎます。
そして、神輿を高く持ち上げるさし上げの準備に入りました。
持ち上げた神輿は、「回せー、回せー」の合図とともにゆっくりと回転し始めます。
神輿渡御の見せ場は、祇園石段下で3基の神輿が一斉に回転するさし回しです。
中央の中御座の神輿がゆっくりゆっくりと回ります。
東御座の神輿と西御座の神輿もぐるぐる回っていますが、神輿を担ぐ轅(ながえ)しか見えません。
何度も何度も回った後、中御座の神輿と西御座の神輿は四条通を西に進んでいきました。
また、東御座の神輿は東大路通を北に進んでいきました。
神輿を追いかけるために八坂神社から円山公園に出ます。
しかし、長時間立ち続けたため、腰と膝がだるく、少しの間、円山公園のベンチで休憩。
5分ほど休んだところで、円山公園から出たのですが、知恩院の三門前まで遠回りしたので、すでに東大路通には神輿の姿はなくなっていました。
どこに行ったのか探していたら、東御座の神輿が花見小路通の辺りで休憩していました。
他の神輿とは、完全にはぐれてしまったので、諦めて帰ることに。
そう思って、地下鉄三条京阪駅の近くにやってくると、中御座の神輿がちょうど三条大橋を渡ろうとしていました。
この後、神輿は寺町四条の御旅所に向かいます。
7月17日は山鉾巡行と神幸祭が行われるので、朝から晩まで祇園祭を楽しむことができますよ。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
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