7月10日に祇園祭の神輿洗式が行われた後、八坂神社で舞踏奉納が行われました。
時刻はすでに午後9時を回っていましたが、境内には、多くの人が残っており、舞踏奉納が始まるのを待っています。
鷺踊
八坂神社の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅からは東に5分ほど歩くと、八坂神社に到着します。
舞踏奉納は、お迎提灯の行列に参加していた人々によって行われます。
お迎提灯の舞踏奉納は、八坂神社で行われる前に京都市役所でも行われますが、今年は京都市役所ではなく本能寺で行わたようです。
なお、本能寺での舞踏奉納は、京都を歩くアルバムさんの下記記事をご覧になってください。
最初は、舞殿と南楼門の間で、鷺踊が披露されます。
真っ白な鷺の姿に扮した子供たちが、両手を上げると翼が広がります。
鷺踊は、かつて祇園祭にあった笠鷺鉾(かささぎほこ)の周りで舞われていたものですが、江戸時代中期に途絶えてしまいました。
しかし、鷺踊は、島根県津和野町に鷺舞として伝承されており、昭和27年(1952年)に祇園祭に復活しました。
逆輸入された形ですね。
その後、平成18年(2006年)から鷺踊となっています。
鷺踊では、しゃぐまの子供たちも参加していましたよ。
鷺踊は多くの人が観覧していたので、後ろの方からだと、なかなかその様子を見ることが難しかったのですが、人の隙間からところどころ見ることができました。
小町踊
鷺踊の次は、能舞台で小町踊が奉納されました。
小町踊では、年齢の異なる女の子たちが舞います。
最初は、踊り子の数が少ないのですが、段階的に踊り子が参加していきます。
着物の色は3種類のようで、能舞台で多くの踊り子が舞う姿はとても華やかでしたよ。
能舞台の周囲も人が多く、小町踊を見るのが難しかったのですが、能舞台の脇の方は比較的空いていて見やすかったです。
小町踊の後も、舞踏奉納は続きましたが、時刻が午後9時30分を過ぎていたので帰宅することにしました。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
宿泊
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