祇園祭神幸祭の神輿渡御・2019年

7月17日の夕方に八坂神社で行われた祇園祭の神幸祭。

舞殿から降りた3基の神輿が、南楼門から境内を出て、それぞれの氏子区内を巡ります。

その後は、西楼門前に集合し、さし回しをしてから、寺町四条の御旅所まで渡御します。

祇園石段下の神輿のさし回し

八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から東に5分ほど歩くと到着します。

神輿渡御が始まる午後6時頃は、四条通が大混雑するので、八坂神社に向かうのは困難です。

また、入り口の西楼門に着いても、この時間帯は西楼門から境内に入れなくなっています。

八坂神社の本殿前から参道を西に進み西楼門にやってきました。

しかし、西楼門をくぐることはできないため、神輿渡御は、西楼門の内側から見ることに。

四条通を西に宮本組神宝奉持列が進んでいきます。

宮本組神宝奉持列

宮本組神宝奉持列

東大路通の南側から素戔嗚尊(すさのおのみこと)を奉祀する中御座の神輿が祇園石段下に進んできました。

中御座の神輿

中御座の神輿

沿道はすごい人。

舁き手の数も多く、お祭りの雰囲気が盛り上がってきました。

次に登場したのは、子供たちが担ぐ東若御座の神輿です。

東若御座の神輿

東若御座の神輿

その後、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を奉祀する東御座の神輿が祇園石段下の北側へ。

そして、八柱御子神(やはしらのみこがみ)を奉祀する西御座の神輿が祇園石段下の南側に進みます。

私の位置からだと、西楼門が邪魔して中御座の神輿と東若御座の神輿しか見えません。

神輿が勢ぞろいしたところで、神輿出発式が始まりました。

神輿出発式

神輿出発式

神職の方や京都市長などのあいさつがあり、最後にお祓いをして、いよいよ神輿が動き出します。

舁き手たちが掛け声をかけ合い、神輿を担ぎます。

そして、神輿を高く持ち上げるさし上げの準備に入りました。

動き出す神輿

動き出す神輿

持ち上げた神輿は、「回せー、回せー」の合図とともにゆっくりと回転し始めます。

神輿渡御の見せ場は、祇園石段下で3基の神輿が一斉に回転するさし回しです。

神輿のさし回し

神輿のさし回し

中央の中御座の神輿がゆっくりゆっくりと回ります。

回る中御座の神輿

回る中御座の神輿

東御座の神輿と西御座の神輿もぐるぐる回っていますが、神輿を担ぐ轅(ながえ)しか見えません。

何度も何度も回った後、中御座の神輿と西御座の神輿は四条通を西に進んでいきました。

西に進む神輿

西に進む神輿

また、東御座の神輿は東大路通を北に進んでいきました。

神輿を追いかけるために八坂神社から円山公園に出ます。

しかし、長時間立ち続けたため、腰と膝がだるく、少しの間、円山公園のベンチで休憩。

5分ほど休んだところで、円山公園から出たのですが、知恩院の三門前まで遠回りしたので、すでに東大路通には神輿の姿はなくなっていました。

どこに行ったのか探していたら、東御座の神輿が花見小路通の辺りで休憩していました。

休憩する東御座の神輿

休憩する東御座の神輿

他の神輿とは、完全にはぐれてしまったので、諦めて帰ることに。

そう思って、地下鉄三条京阪駅の近くにやってくると、中御座の神輿がちょうど三条大橋を渡ろうとしていました。

三条大橋付近の中御座の神輿

三条大橋付近の中御座の神輿

この後、神輿は寺町四条の御旅所に向かいます。

7月17日は山鉾巡行と神幸祭が行われるので、朝から晩まで祇園祭を楽しむことができますよ。

なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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