興臨院の本堂から眺める紅葉・2017年

11月中旬に京都市北区の大徳寺山内にある黄梅院の紅葉を見た後、同じく大徳寺山内にある興臨院(こうりんいん)に参拝しました。

興臨院は、通常非公開の寺院ですが、春と秋に特別公開が行われます。

以前に春の特別公開で訪れたことがあるのですが、その時に境内に何本かカエデが植えられていることを知ったので、秋になったら紅葉を見に行こうと思っていたんですよね。

本堂の四方の紅葉

大徳寺は、地下鉄北大路駅から西に15分ほど歩いた辺りに建っています。

市バスだと、「大徳寺前」からすぐです。

興臨院は、大徳寺内の真ん中やや南側に建っています。

入り口の表門越しに参道の紅葉が見えます。

表門

表門

この真っ赤なモミジを見て素通りするわけにはいきません。

表門をくぐり、玄関へと進みます。

玄関と紅葉

玄関と紅葉

興臨院の拝観料は600円ですが、今回は黄梅院と総見院との3ヶ寺共通拝観券を1,500円で購入していたので、それを提示して本堂へ進みます。

方丈形式となっている本堂の南側には、枯山水の庭園が広がります。

方丈前庭

方丈前庭

まずは本堂にお参りをしましょう。

興臨院では、ガイドの方にお寺の説明をしていただけます。

お寺の沿革や庭園などの解説を興味深く聞かせていただきました。

方丈前庭は、一番奥の西側が正面になるように造られています。

そのため、本堂の西側にある旦那の間の前から見るのがおすすめです。

方丈前庭の紅葉

方丈前庭の紅葉

しばらくの時間、方丈前庭を眺めた後、本堂の西側へ移動。

本堂西側の紅葉

本堂西側の紅葉

西側の庭には、コケが敷かれています。

1本のカエデが真っ赤に染まっていますね。

西側のコケは北側まで続いています。

本堂北側の紅葉

本堂北側の紅葉

興臨院でカエデが最も多く植えられているのは、本堂の北側です。

まだ紅葉の見ごろには少し早いようで、カエデの下の方は緑色の葉が残っていました。

それでも、見る角度を変えると、赤色やオレンジ色など、様々な色が織りなす美しい紅葉を見ることができました。

様々な色付きのモミジ

様々な色付きのモミジ

こちらは本堂の東側の中庭です。

本堂東側の紅葉

本堂東側の紅葉

色の濃い赤色のモミジが見れましたよ。

中庭の奥には、古田織部好みの茶室があり、中も見ることができます。

再び本堂の南側にやってきました。

今度は、唐門に設けられた花頭窓から枯山水庭園を眺めましょう。

花頭窓から見る方丈前庭

花頭窓から見る方丈前庭

窓越しに見ると、また違った趣がありますね。

一通り、建物内を拝観したので、玄関から外に出ることに。

最後に参道の紅葉を眺めます。

参道の紅葉

参道の紅葉

立ち去り難くなる紅葉風景であります。

この後は、総見院の特別公開を見に行きました。

なお、興臨院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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