2月3日の節分の日に京都市上京区の千本ゑんま堂と石像寺(しゃくぞうじ)にお参りしてきました。
この日は、どちらのお寺でも節分会が催されており、多くの参拝者が訪れていましたよ。
千本ゑんま堂
千本ゑんま堂は、市バス亭「乾隆校前」から北に3分ほど歩いた辺りに建っています。
千本ゑんま堂は、その名のとおり閻魔大王を祀っているお寺です。
名前は恐ろしい感じですが、本堂の中は参拝者がたくさんいて、どことなく懐かしさを感じさせます。
本堂の前では、ゑんま様のこんにゃく煮きがありました。
大きな釜でぐつぐつと煮込まれたこんにゃくは、厄除のご利益があるそうです。
本堂に入って閻魔さまにお参りです。
堂内では、昆布茶が振る舞われていたので、私もいただくことに。
小雨がぱらつく寒い日だったので、暖かい昆布茶はありがたいですね。
境内の普賢象桜は、真冬なので枝だけです。
境内の閻魔大王像。
外側のシートが汚れていたので、中の閻魔大王像が見えませんでした。
千本ゑんま堂では、午後7時30分から狂言奉納があり、その後で豆まきが行われたそうですが、私はどちらにも参加せず、千本ゑんま堂を後にしました。
石像寺
千本ゑんま堂から千本通を南に5分ほど歩くと、石像寺が建っています。
こちらも、2月2日と3日は節分会とあって、外からでも多くの参拝者で賑わっていることが分かりました。
当初は立ち寄る予定はなかったのですが、せっかくですからお参りして行くことにしました。
本堂の前には参拝者がいっぱい。
人をかき分けながら本堂に近づき、お賽銭を投げ入れてお参り。
その後は、また昆布茶をいただきました。
石像寺の昆布茶は出汁がきいていますね。
後味が、うどんの汁を飲んだような感じでしたよ。
本堂に奉納されている釘。
石像寺は、釘抜地蔵の愛称で親しまれています。
そして、釘抜地蔵は、苦しみを抜いてくれるお地蔵さまとして古くから信仰されています。
本堂の裏には、石造りの玉座地蔵尊が祀られています。
こちらのお地蔵さまにも、お参りをしておきましょう。
玉座地蔵尊の隣には、釘抜地蔵尊がいらっしゃいます。
何かと辛いことが多い世の中ですから、釘抜地蔵尊にもお参りをして、苦しみを抜いてもらいましょう。
石像寺では、厄除だるまの授与も行われていました。
多くの参拝者が、真っ赤な小さなだるまを授かっていましたよ。